🔬 理科・実験
家の中のものに磁石を近づけて、つくものとつかないものを調べる実験です。
磁石は、何でもくっつけるわけではありません。鉄をふくむものにはつきやすく、紙、木、プラスチック、アルミなどにはつきにくいです。磁石に引きつけられる性質を磁性(じせい:磁石に反応する性質)といいます。冷蔵庫のマグネット、バッグの留め具、モーターなど、磁石は生活の中でたくさん使われています。身の回りのものを調べると、見た目だけでは分からない材料の違いに気づけます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 磁石 | 1個 | 冷蔵庫マグネット1個 |
| クリップ | 5個 | ホチキス針を使わず、金属クリップがよい |
| アルミホイル | 10cm×10cmを1枚 | アルミ缶の切らない部分 |
| 10円玉 | 1枚 | 1円玉1枚 |
| スプーン | 1本 | 金属フォーク1本 |
| 木の割り箸 | 1膳 | 木のえんぴつ1本 |
| プラスチック定規 | 1本 | プラスチックのふた1個 |
| 紙 | A4用紙1枚 | 折り紙1枚 |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
| 透明な袋 | 1枚 | 小皿1枚 |
手順
調べるものを集める
何をする:家の中から安全に使えるものを8種類集めます。
どうやる:クリップ、アルミホイル、10円玉、スプーン、割り箸、定規、紙などを机に並べます。
なぜ:いろいろな材料を比べると、磁石につくものの共通点が見つかります。
予想を書く
何をする:磁石につくかどうかを予想します。
どうやる:記録表に「つくと思う」「つかないと思う」を書きます。
なぜ:予想と結果を比べると、見た目だけでは分からない発見ができます。
磁石を近づける
何をする:1つずつ磁石を近づけます。
どうやる:ものから1cmくらいのところまで磁石を近づけ、動くか、くっつくかを見ます。
なぜ:直接押しつける前に近づけると、磁石に引かれる力が分かりやすくなります。
結果を記録する
何をする:ついたものとつかなかったものを表に書きます。
どうやる:強くついたら「◎」、少しついたら「○」、つかなかったら「×」と書きます。
なぜ:つく・つかないだけでなく、強さの違いも記録できます。
紙や袋をはさんで試す
何をする:磁石の力がものを通るか調べます。
どうやる:クリップの上にA4用紙を1枚のせ、その上から磁石を近づけます。次に透明な袋でも試します。
なぜ:磁石の力は、薄い紙や袋なら通ることがあります。
磁石でクリップを何個つなげられるか調べる
何をする:磁石の力の強さを調べます。
どうやる:磁石にクリップを1個つけ、その下に2個目、3個目とつなげます。落ちる直前の個数を数えます。
なぜ:磁石の力がどれくらい続くかを数字で表せます。
つくものの共通点を書く
何をする:結果から分かったことをまとめます。
どうやる:「金属でもつくものとつかないものがある」「鉄が入っているとつきやすい」などを書きます。
なぜ:結果をただ並べるだけでなく、理由を考えることが研究になります。
観察ポイント・記録の取り方
| 調べるもの | 材料の予想 | つく予想 | 結果 | 気づいたこと |
| クリップ | 金属 | |||
| アルミホイル | 金属 | |||
| 10円玉 | 金属 | |||
| スプーン | 金属 | |||
| 割り箸 | 木 | |||
| 定規 | プラスチック | |||
| 紙 | 紙 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 金属なら全部つくと思ってしまう
なぜ:アルミや銅は磁石につきにくいからです。
対処:「金属の種類によって違う」とまとめます。
⚠️ 磁石をスマホに近づける
なぜ:磁石は電子機器に影響を与えることがあります。
対処:スマホ、パソコン、カードには近づけません。
⚠️ 小さな磁石をなくす
なぜ:磁石は小さく、机の下に落ちやすいです。
対処:使わないときは小皿に置きます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
「つくもの」「つかないもの」を写真で分けると見やすいです。
金属でも、鉄・アルミ・銅などで結果が違うことを書くと、内容が深くなります。
タイトル例:
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