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東海道・終点 三条大橋

日本橋を発っておよそ二週間。鴨川にかかる三条大橋を渡れば、そこが東海道の終点——都の入口です。

お子さんと保護者の方へ。東海道・終点 三条大橋を、いっしょに確かめましょう。

いまのことば

東海道の三条大橋とは?

三条大橋は東海道の終点。
およそ490キロを歩き通した旅人は、ここで都に迎えられた。

ゴールに立つ

京都・鴨川にかかる三条大橋。日本橋から数えて五十三の宿場、およそ490キロの終点です。橋の西詰には、いまも「東海道」の起終点を示す碑が立っています。

二週間歩き続けた旅人にとって、橋の向こうに見える都の町並みは、どれほどのものだったでしょう。弥次さん喜多さんの『東海道中膝栗毛とうかいどうちゅうひざくりげ』も、この橋で旅の一区切りを迎えます。

そして多くの旅人は、ここから伊勢へ、大坂へと歩き続けました。ゴールは、次の旅の起点でもある。地理の間の東海道めぐりはここでひと区切りですが、あなたの地図帳の旅は、ここから始められます。

考えてみよう

  • 問一490キロを2週間——1日平均何キロでしょう。自分の足で計算してみましょう。
  • 問二長い目標を歩き切るコツを、東海道の仕組み(宿場=小さな区切り)から考えてみましょう。
  • 問三あなたの「三条大橋」(いま目指しているゴール)は何ですか。その先の旅も想像してみましょう。

答えはひとつではありません。地図を広げながら考えると、また違って見えてきます。

豆知識——三条大橋の擬宝珠(ぎぼし)には、幕末の刀傷と伝えられる痕が残っています。橋は何度も架け替えられましたが、場所は変わっていません。駅伝の「東海道駅伝」も、ここと日本橋を結んで始まりました。
原文について
この記事が扱っている『東海道五十三次』は、江戸時代の五街道のひとつ。宿場や道中の様子は、当時の道中記や名所図会に記録されています。
原本(江戸期などの版本)は、国立公文書館 デジタルアーカイブ『東海道名所図会』で画像を見られます。
このページの現代語訳・解説・設問は、株式会社士心が作成したものです。特定の校訂本にもとづくものではありません。 表記や区切り方は、読みやすさのために整えています。原文にあたるときは、上の所蔵先でお確かめください。

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