CCN 寺子屋自由研究ラボ理科・実験氷が溶ける条件(塩・素材・温度)
← 🔬 理科・実験一覧に戻る
氷が溶ける条件(塩・素材・温度)

🔬 理科・実験

氷が溶ける条件(塩・素材・温度)

🌱 小1〜3年生向け ★☆☆ ⏱ 準備20分 / 実施1〜2時間

氷に塩をかけたり、包んだりして、どの条件で早くとけるかを比べる実験です。

氷は、まわりから熱をもらうと水になります。けれども、塩をかけると、氷がこおる温度が下がり、いつもより早くとけます。これを凝固点降下(ぎょうこてんこうか:こおり始める温度が低くなること)といいます。冬に道路へ塩をまくのも、このしくみを使っています。タオルや発泡スチロールで包むと、外の熱が伝わりにくくなります。身近な氷から、温度と熱のしくみを楽しく調べられます。

必要なもの

材料分量代替案
同じ大きさのもの12個製氷皿で作った氷
食塩30g食卓塩30g
深さ2cm以上の皿4枚プラスチック容器4個
タオル1枚ハンドタオル1枚
発泡スチロール容器1個保冷バッグ1個
キッチンスケール1台ない場合は、とけきる時間を記録
ストップウォッチ1台スマホのタイマー
記録用紙A4用紙2枚ノート2ページ
油性ペン1本えんぴつ1本
キッチンペーパー5枚ティッシュ10枚

手順

1

予想を書く

何をする:どの氷が一番早くとけるかを予想します。

どうやる:「そのまま」「塩をかける」「タオルで包む」「発泡スチロールに入れる」の4つを紙に書き、早くとける順番を予想します。

なぜ:実験の前に予想すると、結果と比べたときに考えが深まります。

2

氷の数をそろえる

何をする:4つの皿に同じ数の氷を置きます。

どうやる:皿を4枚並べ、1枚につき氷を3個ずつ置きます。できれば1皿あたり60g前後にします。

なぜ:氷の量が違うと、とける速さを正しく比べられません。

3

4つの条件を作る

何をする:皿ごとに違う条件を作ります。

どうやる:Aは氷だけ、Bは氷に食塩10g、Cは氷をタオルで包む、Dは氷を発泡スチロール容器に入れます。

なぜ:条件を1つずつ変えると、何がとけ方に関係したのか分かります。

4

同じ場所で始める

何をする:4つの皿を同じ机の上に置き、同時にスタートします。

どうやる:直射日光やエアコンの風が当たらない場所に並べ、タイマーをスタートします。

なぜ:場所が違うと、温度や風の影響で結果が変わってしまいます。

5

10分ごとに観察する

何をする:氷の形と水の量を記録します。

どうやる:0分、10分、20分、30分、40分、50分、60分で写真を撮り、見た目をメモします。

なぜ:時間ごとの変化を残すと、どの条件が早く変化したか分かります。

6

とけきった時間を記録する

何をする:氷が完全に水になった時間を調べます。

どうやる:氷のかたまりが見えなくなったら、その時間を分で記録します。

なぜ:「何分でとけたか」は、結果を比べる一番分かりやすい数字です。

7

表とグラフにまとめる

何をする:記録を見やすくします。

どうやる:条件ごとの「とけきった時間」を表にし、棒グラフにします。

なぜ:グラフにすると、一番早い条件と一番遅い条件がすぐに分かります。

観察ポイント・記録の取り方

時間そのまま塩10gタオル発泡スチロール気づいたこと
0分氷3個氷3個氷3個氷3個実験開始
10分
20分
30分
40分
50分
60分

つまずきやすいポイント

⚠️ 氷の大きさがばらばら

なぜ:小さい氷は早くとけ、大きい氷は遅くとけます。

対処:同じ製氷皿で作った氷を使い、1皿3個ずつにします。

⚠️ 塩の氷だけ水がこぼれる

なぜ:塩をかけると氷が早くとけ、水が多く出ます。

対処:深さ2cm以上の皿を使います。

⚠️ 日なたに置いてしまう

なぜ:日なたは温度が高く、氷が早くとけます。

対処:直射日光を避け、同じ机の上で実験します。

発展アイデア

  1. 食塩の量を0g、5g、10g、20gに変えて比べる。
  2. タオル、新聞紙、アルミホイル、保冷バッグで包み方を比べる。
  3. 日なた、日かげ、冷蔵庫の近くでとけ方を比べる。

安全上の注意

まとめ方(発表・レポート)

模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。

「予想」「方法」「写真」「結果の表」「グラフ」「分かったこと」の順にまとめます。

タイトル例:

📺 参考動画

▶ 参考動画を検索
🔬 理科・実験の全テーマを見る

CCN グループの教育・福祉サービス

自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。

🏕️ CCN 寺子屋 — まもなくスタート

「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。