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東 海 道 五 十 三 次 ・ 一

江戸の日本橋から京都の三条大橋まで、およそ490キロメートル。道ぞいに53の宿場が置かれ、人はこの道を、自分の足で歩きました。

いまのことば

東海道は、江戸と京都を結ぶ日本の大動脈。
53の宿場を、人はおよそ2週間かけて歩いた。

歩く日本

新幹線なら2時間あまりの東京〜京都を、江戸の人はおよそ2週間、自分の足で歩きました。1日に30〜40キロ。朝暗いうちに発ち、日が暮れる前に次の宿場へ着く。その繰り返しです。

宿場には旅籠(はたご・宿屋)、茶屋、馬や駕籠の手配所が並び、旅人をもてなしました。53の宿場は、いわば530キロ弱の道に打たれた53の句読点。歩く速さで世界を見ると、地名のひとつひとつに意味があったことが分かります。

地理の間では、この道を一宿ずつ歩き直していきます。歌川広重の浮世絵で全国の人があこがれた道は、いまも国道1号や東海道本線として、同じ場所を走っています。

考えてみよう

答えはひとつではありません。おうちの人と話しながら考えるのも、よい学び方です。

豆知識——「五十三次」の「次」は宿場のこと。歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次」(1833年ごろ)が大ヒットして、旅に出られない人も絵で東海道を旅しました。いまでいう旅行動画のようなものです。
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