会場が分かるのは、受験票が届いたときです。それより前には、電話しても教えてもらえません。申込のときに選べるのは「希望受験地」(4桁の番号)までで、会場そのものは協会が指定します。第2回の一次受験票は9月28日(月)必着です。
選べるのは「受験地」、決めるのは協会
協会の書き方はこうです。「試験会場は受験者の希望する受験地(4桁の番号)に基づき、協会が指定します。原則として、試験会場の指定、通知された会場の変更はお受けできません」。
通知される時期も、一次と二次で違います。
| いつ選ぶか | いつ分かるか |
|---|---|
| 一次試験の希望受験地=申込のときに選ぶ | 会場は申込締切後に郵送される一次受験票で通知 |
| 二次試験の希望受験地=一次試験を受けるときに選ぶ | 会場は合否確定後に郵送される二次受験票で通知 |
| 一次試験免除者 | 申込時に二次試験の希望受験地を指定する |
さらに「会場の事情により、やむを得ず他の受験地へとご案内する場合があります」とも書かれています。希望した受験地に必ずなるとは限りません。協会は「会場の空き状況によって、必ずしもご希望の受験地番号(4桁の数字)になるとは限りません」とも注記しています。
出典:日本英語検定協会「3. 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程・検定料)」/日本英語検定協会「よくあるご質問(個人申込の受験者の方)」(いずれも2026年9月7日確認)
必着日までは、問い合わせても教えてもらえない
ここが、いちばん多い勘違いです。協会のよくある質問には、はっきり書かれています。
- 試験会場を事前に伝えることはできない
- 試験の6日前までに届く受験票で案内するので、受験票の到着を待つ
- 過去の回に実施された会場の情報も案内できない
- 受験票必着日までは、問い合わせても試験会場の案内はできない
- 具体的な会場の指定は、受験票の到着前後にかかわらず受け付けない
つまり「近所の会場になるか、隣の市まで行くことになるか」は、受験票が届くまで分かりません。
出典:日本英語検定協会「よくあるご質問(個人申込の受験者の方)」(いずれも2026年9月7日確認)
2026年度第2回で言うと、こういう日程になる
| 日付 | 起きること |
|---|---|
| 9月7日(月) | 個人申込の締切(ネット申込のクレジットカード支払い) |
| 9月28日(月) | 一次受験票 必着=ここで初めて会場が分かる |
| 9月29日〜10月1日 17:00 | 受験票が届かない場合の問い合わせ期間 |
| 10月4日(日) | 一次試験 |
| 11月4日(水) | 一次成績表・二次受験票 必着=二次の会場が分かる |
| 11月8日(A)/11月15日(B) | 二次試験 |
会場を調べて、行き方を決められるのは9月28日から10月4日までの6日間だけです。二次はもっと短く、11月4日から11月8日まで(A日程なら4日間)です。この数日に旅行や部活の遠征を入れないでおくと、当日が静かになります。
出典:日本英語検定協会「受験票・合否通知のお届け」/日本英語検定協会「3. 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程・検定料)」(いずれも2026年9月7日確認)
会場が遠かったとき、できること/できないこと
できないのは、会場の変更です。協会は原則として受け付けません。例外として明示されているのは1つだけ——ダブル受験で別々の会場になった場合は、会場を調整するので英検サービスセンターに連絡する、という案内です。
できるのは、当日の段取りです。
- 入場開始時間より前には入れないので、早く着きすぎても待つことになる。近くに座れる場所があるかを地図で見ておく
- 午前の級(準1級・準2級プラス・3級・5級)は、着席時間が9:20〜9:55。遠い会場なら朝が早い
- 午後の級(1級・2級・準2級・4級)は着席が13:20〜13:45。昼食をどこで取るかを決めておく
士心塾では、会場が分かった日に、行き方まで決めてしまうことを勧めています。前日の夜に地図を開くと、それだけで落ち着かなくなるからです。受験日を先に決める、というのと同じ考え方です。
出典:日本英語検定協会「よくあるご質問(個人申込の受験者の方)」/日本英語検定協会「試験時間」(いずれも2026年9月7日確認)
当日の朝、会場に着けなかったら
遅刻の扱いは決まっています。1〜3級は試験開始の30分後まで、4〜5級は試験開始の15分後までは入室・受験ができます。会場の受付で遅刻した旨を申し出ます(試験会場への直接の連絡は控えるように、とあります)。試験時間の延長はありません。この時間を過ぎると受験を断られます。
天災・ストライキ・事故などで公共交通機関が遅延・運休し、会場に到着できなかった場合や、試験時間に間に合わず受験できなかった場合は、試験翌営業日から水曜日までのなるべく早いタイミングで英検サービスセンターへ連絡することになっています。
台風や大雪で中止や開始時間の繰り下げがある場合は、決定しだい協会のウェブサイトで発表されます。当日の朝、トップページ上部の「検定試験に関する重要なお知らせ」を見てから家を出てください。お知らせがある場合は、試験当日の朝6時頃に掲載されます。
出典:日本英語検定協会「よくあるご質問(個人申込の受験者の方)」(いずれも2026年9月7日確認)
準会場なら、会場は最初から分かっている
ここまでは本会場の話です。学校や塾が実施する準会場で一次試験を受ける場合、会場は通っているその学校・その塾なので、最初から分かっています。受験票そのものがありません。
そのかわり、日程は自分では決められません。協会の案内はこうです。「塾ごとに、英検担当の先生が決定します(受験者様は決められません)。一次試験の日程は、『一般受験者受け入れ団体一覧』より、塾ごとの試験日程をご確認ください。二次試験の日程は、英検担当の先生にご確認ください」。
準会場で受けられるのは2級〜5級です。1級・準1級を受けたい場合は、個人で申し込んで本会場になります。検定料も違い、たとえば3級は本会場6,800円に対して準会場4,900円、準2級は本会場8,400円に対して準会場6,000円です。
そして二次試験は、準会場で受けた人も公開会場(本会場)で受けます。二次受験票が届いて初めて、面接の会場が分かります。一次のときに会場を探す必要がなかったぶん、二次のときに初めて「知らない場所へ行く」ことになります。
出典:日本英語検定協会「2. 近隣の一般受験者受け入れ団体でのお申し込みを検討している方」/日本英語検定協会「3. 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程・検定料)」(いずれも2026年9月7日確認)
士心塾の方法——受験日を先に決める
勉強してから受けるのではありません。先に受験日を決めます。日付が決まると、子どもは自分から机に向かいます。次の受験が半年後だと熱は続かないので、間隔を空けません。受かったら、すぐ次を決める。落ちても、すぐ次を決める。1対1で週240分(120分×2回、または240分×1回)、曜日と時間を固定して、次の受験日から逆算して進めます。
士心塾の授業で使っている単語と例文(5級〜準1級・10,160語)を、音声・録音とテストのアプリ・印刷用プリントつきで無料公開しています。英検 無料教材の全体/3級の単語一覧/準2級の単語一覧/2級の単語一覧
