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AI チャットの回答を比較・分析する

🤖 テクノロジー

AI チャットの回答を比較・分析する

🔬 中学生向け ★★★ ⏱ 実施3〜5日

同じ質問を複数のAIチャットに送り、答え方・正確さ・わかりやすさの違いを比べる研究です。

AIチャットは、質問に対して自然な文章で答えてくれる便利な道具です。しかし、いつも正しい答えを出すわけではありません。同じ質問でも、AIによって答えの長さ、説明の順番、根拠の示し方、間違いやすい部分が変わることがあります。この研究では、AIの回答をそのまま信じるのではなく、比較・検証しながら使う力を育てます。情報リテラシー(読み仮名: じょうほうリテラシー / 情報を正しく読み取り、使う力)を考える自由研究としてもまとめやすいテーマです。

必要なもの

材料分量代替案
インターネットにつながるパソコンまたはタブレット1台AIチャットを使うため
AIチャットサービス2〜3種類回答を比較するため
保護者または先生の確認1人利用規約や安全確認のため
質問リスト用の紙または文書ファイル1枚以上AIに聞く質問を整理するため
記録表A4用紙2〜4枚回答の長さ、正確さ、わかりやすさを記録するため
筆記用具1セット気づいたことをメモするため
表計算ソフトまたは方眼紙1つ比較表や点数表を作るため
参考にする本・教科書・信頼できるWebページ3〜5件AIの答えが正しいか確認するため
タイマー1個回答にかかった時間を測るため
まとめ用の画用紙またはスライド1〜3枚発表資料を作るため

手順

1

調べる目的を決める

何をする:「AIチャットの回答はどのくらい違うのか」を研究目的にします。

どうやる:ノートに「正確さ」「わかりやすさ」「具体性」「注意点の有無」の4項目を書きます。

なぜ:先に見るポイントを決めると、感想だけでなく研究として比較しやすくなるからです。

2

AIに聞く質問を5問作る

何をする:比較に使う質問を5問用意します。

どうやる:例として「地球温暖化を中学生向けに説明して」「江戸時代の特徴を3つ教えて」「勉強計画を立てて」など、知識型・説明型・提案型を混ぜます。

なぜ:質問の種類によってAIの得意・不得意が変わるため、1問だけでは全体の特徴が見えにくいからです。

3

比較するAIチャットを2〜3種類選ぶ

何をする:同じ質問を送るAIチャットを決めます。

どうやる:保護者または先生と一緒に、年齢制限・利用規約・ログイン方法を確認し、使ってよいものだけを選びます。

なぜ:AIサービスには利用条件があり、安全に使えるものを選ぶ必要があるからです。

4

同じ質問を同じ条件で送る

何をする:5問を、それぞれのAIチャットに同じ文章で入力します。

どうやる:質問文をコピーして使い、入力する順番もそろえます。必要なら回答時間をタイマーで測ります。

なぜ:質問文が少し変わるだけで回答も変わるため、条件をそろえると公平に比べられるからです。

5

回答を記録表に写す

何をする:AIの回答を、質問ごとに保存または要約して記録します。

どうやる:表に「AI名」「質問」「回答の要約」「文字数の目安」「気づいたこと」を書きます。

なぜ:後から見直せる形にしておくと、比較や考察がしやすくなるからです。

6

正確さを確認する

何をする:AIの答えが正しいかを、本・教科書・信頼できるWebページで調べます。

どうやる:1つの回答につき、少なくとも1つの確認先を見て、間違い・あいまいな表現・足りない情報に印をつけます。

なぜ:AIはもっともらしい文章で間違えることがあるため、事実確認(読み仮名: じじつかくにん / 本当に正しいか調べること)が必要だからです。

7

評価表を作る

何をする:各AIの回答を点数化します。

どうやる:「正確さ」「わかりやすさ」「具体例」「注意点」「質問への合い方」を各5点満点で評価します。

なぜ:点数にすると、ただの印象ではなく、比較結果を見える形で示せるからです。

8

質問の仕方を変えて再実験する

何をする:同じ内容を、よりくわしい質問に変えてもう一度聞きます。

どうやる:たとえば「中学生向けに」「200字で」「メリットとデメリットを分けて」などの条件を足します。

なぜ:プロンプト(読み仮名: プロンプト / AIへの指示文)によって回答品質が変わることを確かめられるからです。

9

結果をまとめて考察する

何をする:AIごとの特徴と、質問の仕方による変化をまとめます。

どうやる:「Aは説明が長い」「Bは表が得意」「Cは注意点が少ない」など、記録に基づいて書きます。

なぜ:研究では、結果を見て「なぜそうなったのか」を考えることが大切だからです。

10

AIとの付き合い方を提案する

何をする:最後に、自分なりのAI利用ルールを作ります。

どうやる:「大事な情報は必ず確認する」「個人情報を入れない」「1つのAIだけで判断しない」など、5つのルールにまとめます。

なぜ:AIを安全で役立つ道具として使うためには、人間が判断する力を持つ必要があるからです。

観察ポイント・記録の取り方

つまずきやすいポイント

⚠️ AIの答えをそのまま正解だと思ってしまう

なぜ:解決方法: 必ず本・教科書・公的機関など、別の情報源で確認します。

対処:

⚠️ 質問文がAIごとに少し変わってしまう

なぜ:解決方法: 質問文を先に文書ファイルに書き、コピーして同じ文章を使います。

対処:

⚠️ 評価が感想だけになる

なぜ:解決方法: 「正確さ5点」「具体例5点」のように、評価項目を数字で決めます。

対処:

⚠️ 回答が長すぎて比較しにくい

なぜ:解決方法: 「200字以内で答えてください」など、最初から条件を入れて再実験します。

対処:

⚠️ 個人情報を入力しそうになる

なぜ:解決方法: 本名、住所、学校名、電話番号、顔写真、友人の名前は入力しないルールにします。

対処:

発展アイデア

  1. **質問のレベルを変えて比べる**
  2. **回答形式を指定して比べる**
  3. **人間の回答と比べる**

安全上の注意

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