🤖 テクノロジー
タブレットで少しずつ写真を撮り、動いて見えるコマ撮りアニメを作る研究です。
コマ撮りアニメは、少しずつ動かしたものを1枚ずつ写真に撮り、つなげて動いて見せる方法です。写真そのものは止まっていますが、続けて見ると、目と脳が動きとして感じます。これを残像(ざんぞう:見たものの印象が少しの間残ること)と関係づけて考えられます。タブレットを使うと、紙の絵やおもちゃを少しずつ動かして、短い物語を作れます。映像がどう作られているかを、自分の手で体験できるテーマです。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| タブレット | 1台 | 保護者のスマートフォン1台 |
| コマ撮り用アプリ | 1つ | カメラアプリで写真20枚 |
| 背景用の紙 | A4用紙2枚 | 画用紙1枚 |
| 動かす紙人形 | 2体 | 小さなおもちゃ2個 |
| 色鉛筆 | 6色 | クレヨン6色 |
| はさみ | 1本 | 手でちぎれる折り紙3枚 |
| のり | 1本 | セロハンテープ1個 |
| 三脚または固定台 | 1台 | 本を3冊重ねた台 |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート6ページ |
| 筆記用具 | 鉛筆1本、消しゴム1個 | 色ペン1本 |
手順
作るアニメのテーマを決める
何をする:どんな短いアニメにするか決めます。
どうやる:「車が進む」「人形が手をふる」「星が空を動く」など、5〜10秒で終わる内容を1つ選びます。
なぜ:短いテーマにすると、低学年でも最後まで作りやすくなります。
登場するものを準備する
何をする:アニメに出す紙人形や小物を作ります。
どうやる:紙に人、車、動物などを描き、必要なら保護者と一緒にはさみで切ります。おもちゃを使ってもよいです。
なぜ:動かすものがはっきりしていると、写真を撮るたびに少しずつ動かしやすくなります。
背景を作る
何をする:アニメの背景を用意します。
どうやる:A4用紙や画用紙に、道路、空、部屋、草むらなどを描き、机の上に置きます。
なぜ:背景があると、どこで物語が起きているか分かりやすくなります。
タブレットを固定する
何をする:写真を撮るタブレットを動かないようにします。
どうやる:三脚や本を重ねた台を使い、画面に背景が入る位置で固定します。撮影中はタブレットを動かしません。
なぜ:カメラが動くと、アニメががたがたして見えるためです。
1枚目の写真を撮る
何をする:最初の場面を撮影します。
どうやる:動かすものをスタート位置に置き、手が写らないようにして1枚撮ります。
なぜ:最初の写真がアニメの出発点になるため、位置を分かりやすくしておくことが大切です。
少しずつ動かして撮る
何をする:動かすものを少しずつ移動させながら写真を撮ります。
どうやる:1回に1〜2cmだけ動かし、そのたびに1枚撮ります。20〜40枚を目標にします。
なぜ:少しずつ動かすほど、つなげたときになめらかに動いて見えます。
撮った写真を再生する
何をする:写真をつなげてアニメとして見ます。
どうやる:コマ撮り用アプリで再生するか、写真を順番にすばやく見ます。動きが速すぎるか遅すぎるかを確認します。
なぜ:再生して初めて、写真がどのように動きに見えるか分かります。
うまく見えるように直す
何をする:動きが分かりにくいところを直します。
どうやる:途中で大きく動きすぎた場面があれば、写真を撮り直します。背景や光の向きも確認します。
なぜ:直しながら作ることで、映像づくりの工夫を学べます。
作り方をまとめる
何をする:コマ撮りアニメの作り方と気づいたことを記録します。
どうやる:撮った枚数、動かした距離、難しかったこと、完成した動きの感想を表に書きます。
なぜ:作って終わりではなく、なぜ動いて見えるのかを考える研究にできます。
観察ポイント・記録の取り方
| 場面 | 撮った枚数 | 1回に動かした長さ | 動きの見え方 | 気づいたこと |
| はじめ | ||||
| まんなか | ||||
| おわり |
つまずきやすいポイント
⚠️ カメラが動いて画面がずれる
なぜ:撮影中にタブレットをさわったり、台がゆれたりするためです。
対処:タブレットは本や三脚で固定し、撮影ボタンだけをそっと押します。
⚠️ 動きがカクカクする
なぜ:1回に動かす距離が大きすぎると、急に場所が変わって見えるためです。
対処:1回に1〜2cmだけ動かし、写真の枚数を増やします。
⚠️ 手が写真に写ってしまう
なぜ:物を動かしたあと、手をどかす前に撮影してしまうためです。
対処:撮る前に「手をどけたか」を毎回確認します。
⚠️ 長い物語にしすぎる
なぜ:作りたい内容が多くなり、写真の枚数が増えすぎるためです。
対処:最初は5〜10秒の短い動きにし、完成してから長くします。
発展アイデア
安全上の注意
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。
「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。