🎍 季節・行事
旧暦の正月が年によって日付を変える理由を、月の満ち欠けと太陽の動きから調べてまとめる調べ学習です。
今使われている暦は、太陽のまわりを地球がまわる周期をもとにしています。これに対して、明治のはじめまで使われていた暦は、月の満ち欠けを一か月の区切りとし、季節がずれないように太陽の動きも組み合わせたものでした。月の満ち欠けは約29.5日なので、12か月では1年より11日ほど短くなります。そのずれをうめるために、数年に一度うるう月を入れて13か月の年を作りました。旧正月の日付が年ごとに変わるのは、このしくみによるものです。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 暦の本 | 2さつ | 図書館で借りる |
| インターネットが使える機器 | 1台 | 図書館の資料 |
| 記録用のノート | 1さつ | 大きめの紙3枚 |
| 方眼紙 | 2枚 | ノートのます目のページ |
| 画用紙 | 2枚 | 厚紙2枚 |
| いろえんぴつ | 1組 | 色ペン1組 |
| コンパス | 1つ | 丸いふたをなぞる |
手順
二つの暦のちがいを書く
何をする:土台をつくります。
どうやる:月の満ち欠けをもとにする考え方と、太陽の動きをもとにする考え方を、左右に分けて書きます。
なぜ:分けて書くと、どちらの話をしているかを混ぜずに進められます。
日数のずれを計算する
何をする:数で確かめます。
どうやる:月の満ち欠けの周期を12倍し、1年の日数との差を計算します。
なぜ:自分で計算すると、うるう月が必要な理由が納得できます。
うるう月のしくみを調べる
何をする:ずれの直し方を知ります。
どうやる:数年に一度うるう月を入れる方法を資料で調べ、図にかきます。
なぜ:図にすると、13か月の年ができるしくみが目で分かります。
旧正月の日付を集める
何をする:変化を見ます。
どうやる:近年の旧正月の日付を数年ぶん集め、今の暦の日付と並べて表にします。
なぜ:並べると、日付が毎年ずれることが数で確かめられます。
カレンダーの図にまとめる
何をする:成果を1枚にします。
どうやる:画用紙に二つの暦を並べたカレンダーの図をかき、ずれに色をつけます。
なぜ:図にすると、ずれの大きさが見る人にも伝わります。
観察ポイント・記録の取り方
| 調べたこと | 数や日付 | 使った資料 | 気づいたこと |
| 月の満ち欠けの周期 | |||
| 12か月ぶんの日数 | |||
| 1年との差 | |||
| 今年の旧正月 | |||
| 去年の旧正月 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 旧暦を月だけの暦だと思ってしまう
なぜ:日本で使われていた旧暦は、月の満ち欠けに太陽の動きを組み合わせた暦でした。
対処:「月の満ち欠け」と「太陽の動き」の両方を図に入れて説明します。
⚠️ 旧正月を毎年同じ日として書いてしまう
なぜ:旧正月の日付は年によって変わり、今の暦では1月下旬から2月中旬あたりに動きます。
対処:数年ぶんの日付を並べた表を作り、動く幅を数で示します。
⚠️ 国によるちがいを一つにまとめてしまう
なぜ:旧暦にもとづく正月の祝い方は、国や地域によってちがいます。
対処:どの国や地域の話かを見出しに書き、いっしょくたにしません。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:日付や周期の数は、出どころがないと確かめられません。
対処:数を1つ書くたびに、資料名をその行に書き添えます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「二つの暦のちがい」「日数のずれの計算」「うるう月の図」「旧正月の日付の表」「出典」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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