🎍 季節・行事
大晦日の行事と除夜の鐘の由来を調べ、地域や家庭での過ごし方とあわせてまとめる調べ学習です。
大晦日は一年の最後の日で、古くは年神様をむかえる準備の日とされてきました。除夜の鐘を108回つくのは、人の心にあるとされる煩悩(ぼんのう:迷いや欲の心)の数にちなむという説が広く伝えられています。年こしそばを食べるのは、細く長い形に長寿を願う、切れやすい形に一年の苦労を断ち切る願いをこめる、などの説があります。同じ行事にも複数の説があることを知ると、調べ方そのものを学べます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 歴史や年中行事の本 | 2さつ | 図書館で借りる |
| インターネットが使える機器 | 1台 | 図書館の資料 |
| 記録用紙 | A4用紙4枚 | ノート4ページ |
| 画用紙 | 2枚 | 厚紙2枚 |
| いろえんぴつ | 1セット | 色ペン1セット |
| ふせん | 15枚 | メモ用紙15枚 |
| スマホやカメラ | 1台 | 絵に描いて記録する |
手順
知っていることを書く
何をする:出発点を確かめます。
どうやる:大晦日にすること、聞いたことのある由来を思いつくだけ書きます。
なぜ:調べたあとにくらべると、思いこみに気づけます。
調べる行事を決める
何をする:対象をしぼります。
どうやる:「除夜の鐘」「年こしそば」「大そうじ」「年神様」の4つに決めます。
なぜ:数をしぼると、1つずつ深く調べられます。
除夜の鐘の回数を調べる
何をする:数の意味を知ります。
どうやる:108という数について、どんな説があるかを2つ以上調べます。
なぜ:1つの説だけを書くと、それが唯一の答えのように見えてしまいます。
説が複数あるものを整理する
何をする:ちがう説をならべます。
どうやる:行事ごとに「説1」「説2」を書き、それぞれどの資料に載っていたかを記録します。
なぜ:由来には諸説あるものが多く、両方を示すのが正しい伝え方です。
出典を書きとめる
何をする:どこで調べたかを残します。
どうやる:本の名前とページ、ウェブサイトの名前を、そのつどふせんに書きます。
なぜ:説が複数あるときこそ、どこで見たかが大切になります。
家族に聞き取りをする
何をする:実際の過ごし方を集めます。
どうやる:家族に「大晦日に必ずすること」「子どものころの大晦日」を5つ質問します。
なぜ:本に載る由来と、いま実際にしていることのちがいが見えてきます。
近所のお寺を調べる
何をする:身近な例を確かめます。
どうやる:近くのお寺で除夜の鐘をつく行事があるか、公式のお知らせやポスターで調べます。
なぜ:調べたことが自分の町にもあると分かると、学びが身近になります。
1枚にまとめる
何をする:成果を整理します。
どうやる:画用紙に4つの行事をならべ、それぞれ「由来(説1・説2)」「家でしていること」を書きます。
なぜ:由来と実際をならべると、行事の意味が立体的に伝わります。
観察ポイント・記録の取り方
| 行事 | 説1 | 説2 | 出典 | 家でしていること |
| 除夜の鐘 | ||||
| 年こしそば | ||||
| 大そうじ | ||||
| 年神様 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 1つの説だけを正解として書く
なぜ:由来には諸説あり、断定すると事実とちがってしまいます。
対処:「〜という説があります」と書き、説を2つならべます。
⚠️ 出典を書き忘れる
なぜ:どの説がどの資料のものか分からなくなります。
対処:説を書いたら、その場で出典もならべて書きます。
⚠️ 家の習慣がなくて書けない
なぜ:家によって過ごし方はちがい、何もしない家もあります。
対処:「家ではしていない」も結果です。そのまま書いて、理由を家族に聞きます。
⚠️ 宗教の話に踏みこみすぎる
なぜ:信じていることは人によってちがい、比べるものではありません。
対処:「どんな由来が伝えられているか」を書き、よい悪いは書きません。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「調べた4つの行事」「説1と説2の表」「家でしていること」「分かったこと」「出典」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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