🔬 理科・実験
場所や気温を変えて息をはき、どんなときに息が白く見えるのかを比べる観察です。
わたしたちの息には、目に見えない水蒸気(すいじょうき:水が気体になったもの)がふくまれています。冷たい空気にふれると、水蒸気は小さな水のつぶにもどります。これを凝結(ぎょうけつ:気体が液体になること)といいます。この水のつぶが光を返すので、白く見えます。やかんの湯気や、冬の窓の水滴も同じしくみです。息が白くなる日とならない日をくらべると、気温と水のすがたの関係が見えてきます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 温度計 | 1本 | スマホの天気アプリの気温 |
| 湿度計 | 1台 | なくてもよい(天気アプリの湿度) |
| 黒い画用紙 | 2枚 | 黒い服・黒いかばん |
| スマホやカメラ | 1台 | 絵に描いて記録する |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
| えんぴつ | 1本 | ボールペン1本 |
| ストップウォッチ | 1台 | スマホのタイマー |
| ぼうし・手ぶくろ | 1組 | 防寒できる服そう |
手順
予想を書く
何をする:どこで息が一番白くなるかを予想します。
どうやる:「家の中」「げんかん」「外の日なた」「外の日かげ」の4つを紙に書き、白くなりそうな順番を予想します。
なぜ:予想してから調べると、結果とくらべたときに気づきが多くなります。
場所の気温をはかる
何をする:4つの場所の気温を記録します。
どうやる:温度計をその場所に3分間おいてから読み、紙に書きます。
なぜ:息の見え方と気温をならべると、関係があるかどうかが分かります。
黒い紙を背景にする
何をする:息が見やすい場所を作ります。
どうやる:手伝ってくれる人に黒い画用紙を持ってもらい、その前で息をはきます。
なぜ:白い息は、黒い背景の前だと、とても見やすくなります。
同じはき方でくらべる
何をする:4つの場所で同じように息をはきます。
どうやる:口を軽く開け、3秒かけてゆっくり「はあー」とはきます。どの場所でも同じ数え方にします。
なぜ:はき方がちがうと、場所のちがいなのか、はき方のちがいなのか分からなくなります。
白さを4段階で記録する
何をする:見えた息の白さを数字にします。
どうやる:「0 見えない」「1 少し見える」「2 はっきり見える」「3 とても白い」の4段階で書きます。
なぜ:言葉だけより、数字にすると場所どうしをくらべやすくなります。
写真をとる
何をする:見えた息を記録に残します。
どうやる:同じきょり(50cmくらい)から、黒い紙を背景にして写真をとります。
なぜ:あとで見くらべたり、まとめにはったりできます。
はき方を変えてためす
何をする:息のはき方でちがいが出るかを調べます。
どうやる:一番白く見えた場所で、「ゆっくり3秒」と「速く1秒」の2通りをためします。
なぜ:同じ場所でも条件を変えると、白さが変わるかどうかが分かります。
表とグラフにまとめる
何をする:記録を見やすくします。
どうやる:よこに場所、たてに白さの数字をとった棒グラフを書き、気温も横に書き足します。
なぜ:気温が低い場所ほど白いかどうかが、ひと目で分かります。
観察ポイント・記録の取り方
| 場所 | 気温 | 湿度 | 息の白さ(0〜3) | 消えるまでの秒数 | 気づいたこと |
| 家の中 | |||||
| げんかん | |||||
| 外の日なた | |||||
| 外の日かげ |
つまずきやすいポイント
⚠️ 家の中でまったく見えない
なぜ:部屋があたたかいと、水蒸気が水のつぶにもどりません。
対処:「見えなかった」も立派な結果です。0と記録して、気温もいっしょに書きます。
⚠️ 背景が明るくて見えにくい
なぜ:白い息は、明るい背景だと目立ちません。
対処:黒い画用紙や黒い服を背景にします。
⚠️ はき方がそのつどちがう
なぜ:強くはいたときだけ白く見えて、場所のちがいが分からなくなります。
対処:「3秒かけてゆっくり」と決め、どの場所でも同じにします。
⚠️ 外に長くいて体が冷える
なぜ:寒い日に薄着で長く観察すると、体調をくずします。
対処:ぼうしと手ぶくろをつけ、1か所5分までにして家に入ります。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「方法」「写真」「結果の表」「グラフ」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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