🔬 理科・実験
車の中の温度が、日なた・日かげ・窓の開け方でどう変わるか記録する研究です。
夏の車内は、短時間でもとても高温になることがあります。太陽の光が窓から入り、シートやダッシュボードが熱を吸収すると、車内の空気が温められます。これに近いしくみを温室効果(おんしつこうか:熱が中にこもりやすくなること)といいます。車内温度の変化を調べると、熱中症の危険や、子ども・ペットを車内に残してはいけない理由が具体的に分かります。生活に直結する大切な自由研究です。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 車 | 1台 | 保護者の車 |
| 温度計 | 2本 | デジタル温度計2個 |
| ストップウォッチ | 1台 | スマホのタイマー |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート3ページ |
| えんぴつ | 1本 | ペン1本 |
| 日よけシート | 1枚 | 白いタオル1枚 |
| 水分補給用の水 | 500mL | お茶500mL |
| 帽子 | 1個 | 日傘1本 |
| スマホカメラ | 1台 | カメラ1台 |
手順
実験する日と場所を決める
何をする:安全に測れる場所を選びます。
どうやる:自宅の駐車場など、車の出入りが少ない場所で行います。道路では行いません。
なぜ:温度測定中に交通事故を防ぐためです。
最初の条件を決める
何をする:比べる条件を3つ作ります。
どうやる:A「日なた・窓閉め」、B「日なた・窓を2cm開ける」、C「日かげ・窓閉め」にします。
なぜ:日光と換気が温度にどう関係するかを比べるためです。
車内と外気温を測る
何をする:実験開始前の温度を記録します。
どうやる:車内の中央付近と、車の外の日かげで温度を測ります。
なぜ:車内だけでなく外の温度と比べることで、車内の上がり方が分かります。
5分ごとに温度を記録する
何をする:車内温度の変化を測ります。
どうやる:0分、5分、10分、15分、20分、25分、30分で温度を記録します。
なぜ:短時間でどれくらい温度が上がるかを調べるためです。
車内に入らず外から確認する
何をする:安全に測定します。
どうやる:温度計を見える場所に置き、ドアを開けずに窓越しに読み取れるようにします。
なぜ:ドアを開けると温度が変わり、測定者も暑さで危険になるからです。
条件を変えて同じように測る
何をする:別の条件でも温度変化を調べます。
どうやる:車を日かげに移す、または窓を2cm開けるなどして、同じ30分間測定します。
なぜ:条件の違いによる温度上昇の差を比べるためです。
最高温度を比べる
何をする:どの条件が一番高温になったか調べます。
どうやる:各条件の30分後の温度と最高温度を表にまとめます。
なぜ:車内放置の危険性を数字で説明できます。
グラフにする
何をする:温度の上がり方を見やすくします。
どうやる:横軸を時間、縦軸を温度にして折れ線グラフを書きます。
なぜ:条件ごとの温度変化を一目で比べられます。
観察ポイント・記録の取り方
| 時間 | A 日なた窓閉め | B 日なた窓2cm | C 日かげ窓閉め | 外気温 | 気づいたこと |
| 0分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | |
| 5分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | |
| 10分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | |
| 15分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | |
| 20分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | |
| 25分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ | |
| 30分 | ℃ | ℃ | ℃ | ℃ |
つまずきやすいポイント
⚠️ ドアを何度も開ける
なぜ:外の空気が入り、温度が下がってしまいます。
対処:温度計を窓から見える場所に置きます。
⚠️ 測る場所が変わる
なぜ:ダッシュボード、座席、床で温度が違います。
対処:毎回同じ場所に温度計を置きます。
⚠️ 暑い中で無理をする
なぜ:測定者が熱中症になる危険があります。
対処:水分をとり、保護者と短時間で行います。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
折れ線グラフで温度上昇を示すと、危険性が伝わります。
「短時間でも車内は高温になる」という社会的なメッセージまで書くと、よい研究になります。
タイトル例:
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