🔬 理科・実験
パンを使って、温度・水分・光の違いでカビの生え方を比べる観察です。
カビは菌(きん:とても小さな生き物)の仲間で、空気中の胞子(ほうし:カビの種のようなもの)から増えます。カビは、あたたかく、湿り気があり、栄養がある場所で育ちやすいです。食品が傷む原因にもなりますが、みそやチーズのように人の役に立つ菌もあります。この研究では、食品を安全に保存するために大切な「温度」「水分」「光」の条件を、実際に観察して考えます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 食パン | 4枚 | ロールパン4切れ |
| チャック付き袋 | 4枚 | 透明保存袋4枚 |
| 水 | 20mL | 霧吹きの水20mL |
| 霧吹き | 1本 | スプーンで水5mLずつ |
| 油性ペン | 1本 | ラベルシール4枚 |
| 使い捨て手袋 | 1組 | ビニール袋2枚 |
| マスク | 1枚 | 不織布マスク1枚 |
| 記録用紙 | A4用紙4枚 | ノート4ページ |
| スマホカメラ | 1台 | カメラ1台 |
| 温度計 | 1本 | 室温計1個 |
手順
条件を4つ決める
何をする:カビの生えやすさを比べる条件を作ります。
どうやる:A「常温・乾いたパン」、B「常温・水あり」、C「冷蔵庫・水あり」、D「日光が当たる場所・水あり」にします。
なぜ:温度、水分、光の違いがカビにどう関係するか調べるためです。
パンを袋に入れる
何をする:カビを外に出さないようにします。
どうやる:手袋をして、食パンを1枚ずつチャック付き袋に入れます。
なぜ:カビを直接さわらず、安全に観察するためです。
水を加える
何をする:湿り気のある条件を作ります。
どうやる:B、C、Dのパンに水を5mLずつかけます。Aには水をかけません。
なぜ:カビは湿り気がある場所で育ちやすいかを調べるためです。
袋を閉めて名前を書く
何をする:条件を間違えないようにします。
どうやる:4つの袋をしっかり閉め、A〜Dの名前と日付を書きます。
なぜ:カビの胞子が外に出ないようにし、観察の条件を分かりやすくします。
置く場所を分ける
何をする:条件に合わせた場所に置きます。
どうやる:AとBは室内、Cは冷蔵庫、Dは日光の当たる窓辺に置きます。
なぜ:温度や光の違いを比べるためです。
毎日写真を撮る
何をする:カビの変化を記録します。
どうやる:1日1回、袋を開けずに同じ角度で写真を撮ります。
なぜ:カビを安全に観察しながら、増え方を比べられます。
カビの面積を記録する
何をする:カビがどれくらい広がったか調べます。
どうやる:パン全体を10等分したつもりで、カビの面積を0〜10で記録します。
なぜ:数字にすると、条件ごとの違いが分かりやすくなります。
袋を開けずに捨てる
何をする:観察が終わったパンを安全に処分します。
どうやる:5〜7日後、袋を二重にして、ごみに捨てます。
なぜ:カビの胞子を吸いこまないようにするためです。
観察ポイント・記録の取り方
| 日にち | A 常温乾燥 | B 常温水あり | C 冷蔵庫水あり | D 日光水あり | 気づいたこと |
| 1日目 | |||||
| 2日目 | |||||
| 3日目 | |||||
| 4日目 | |||||
| 5日目 | |||||
| 6日目 | |||||
| 7日目 |
つまずきやすいポイント
⚠️ カビが生えない
なぜ:気温が低い、またはパンが乾きすぎていることがあります。
対処:水あり条件を作り、5〜7日観察します。
⚠️ 袋を開けてしまう
なぜ:カビの胞子を吸いこむ危険があります。
対処:観察中は絶対に袋を開けません。
⚠️ 条件が混ざる
なぜ:どれがどの場所だったか分からなくなります。
対処:袋に大きくA〜Dと条件を書きます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
写真を日ごとに並べると、カビの広がりが分かりやすいです。
「水分があると増えやすい」「冷蔵庫では増えにくい」など、食品保存につながる結論を書きましょう。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。
「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。