🔬 理科・実験
糸電話の糸の長さや素材を変え、声の聞こえ方がどう変わるか調べます。
声は空気の振動(しんどう:細かくふるえる動き)として伝わります。糸電話では、声で紙コップの底がふるえ、そのふるえが糸を通って相手のコップへ伝わります。糸がピンと張っていると振動が伝わりやすく、ゆるんでいると聞こえにくくなります。糸の素材や長さを変えると、音の伝わり方も変わります。電話や楽器にもつながる、音のしくみを体験できる研究です。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 紙コップ | 6個 | プラスチックコップ6個 |
| たこ糸 | 2m、5m、10mを各1本 | 木綿糸 |
| 毛糸 | 5mを1本 | 刺しゅう糸5m |
| 釣り糸 | 5mを1本 | ナイロン糸5m |
| つまようじ | 6本 | クリップ6個 |
| きり | 1本 | 画びょう、保護者が使用 |
| メジャー | 1個 | ものさしとひも |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
| スマホ録音アプリ | 1台 | なしでも可 |
手順
紙コップに穴をあける
何をする:糸を通す穴を作ります。
どうやる:保護者が紙コップの底の中心に、きりで小さな穴を1つあけます。
なぜ:糸を底の中心につけると、声の振動が伝わりやすくなります。
2mの糸電話を作る
何をする:基本の糸電話を作ります。
どうやる:たこ糸2mを2つの紙コップに通し、内側でつまようじに結びます。
なぜ:糸が抜けないように固定するためです。
糸をピンと張って話す
何をする:声が聞こえるか試します。
どうやる:2人で糸がまっすぐ張る距離に立ち、片方が小さな声で「こんにちは」と言います。
なぜ:糸が張っていると、振動が伝わりやすくなります。
長さを変える
何をする:糸の長さで聞こえ方が変わるか調べます。
どうやる:2m、5m、10mのたこ糸で同じ言葉を話し、聞こえ方を5点満点で記録します。
なぜ:長くなると振動が弱くなるかを調べられます。
素材を変える
何をする:糸の種類で聞こえ方を比べます。
どうやる:5mのたこ糸、毛糸、釣り糸で同じ言葉を話します。
なぜ:素材によって振動の伝わりやすさが違うことがあります。
糸をゆるめて試す
何をする:糸の張り具合を変えます。
どうやる:糸をピンと張った場合と、少したるませた場合で聞こえ方を比べます。
なぜ:糸の張りが音の伝わり方に大きく関係することを確かめられます。
聞こえ方を点数にする
何をする:結果を数字にします。
どうやる:とてもよく聞こえる5点、聞こえない1点として記録します。
なぜ:感覚だけでなく、条件ごとに比べやすくなります。
結果を考える
何をする:一番よく聞こえた条件をまとめます。
どうやる:長さ、素材、張り具合の3つから、よく聞こえた理由を書きます。
なぜ:音は振動で伝わることを、自分の結果から説明できます。
観察ポイント・記録の取り方
| 条件 | 長さ | 素材 | 張り具合 | 聞こえ方(1〜5点) | 気づいたこと |
| A | 2m | たこ糸 | ピン | ||
| B | 5m | たこ糸 | ピン | ||
| C | 10m | たこ糸 | ピン | ||
| D | 5m | 毛糸 | ピン | ||
| E | 5m | 釣り糸 | ピン | ||
| F | 5m | たこ糸 | ゆるい |
つまずきやすいポイント
⚠️ 声が聞こえない
なぜ:糸がゆるんでいることが多いです。
対処:糸をまっすぐピンと張ります。
⚠️ コップの穴が大きすぎる
なぜ:糸が動いて振動が伝わりにくくなります。
対処:小さな穴をあけ、つまようじでしっかり固定します。
⚠️ まわりがうるさい
なぜ:糸電話の音は小さいため、周囲の音に負けます。
対処:静かな場所で行います。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
糸電話の写真と、聞こえ方の点数表を使います。
「音は糸を通るのではなく、糸の振動として伝わる」と説明できるとよいです。
タイトル例:
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