🔬 理科・実験
形の違う紙飛行機を作り、どの形が一番遠くまで飛ぶか調べます。
紙飛行機の飛び方には、重さ、翼の形、空気の流れが関係します。翼が空気を受けると揚力(ようりょく:ものを上に持ち上げる力)が生まれます。一方で、空気の抵抗(ていこう:進むのをじゃまする力)が大きいと、遠くまで飛びにくくなります。同じ紙でも折り方を変えるだけで、飛距離や飛び方が変わります。飛行機のしくみにつながる、楽しくて本格的な物理実験です。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| A4コピー用紙 | 15枚 | 折り紙15枚 |
| メジャー | 1個 | ものさしとひも |
| マスキングテープ | 1巻 | セロハンテープ1巻 |
| スタート線用の紙 | A4用紙1枚 | 床に貼るテープ30cm |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
| えんぴつ | 1本 | ペン1本 |
| 広い場所 | 5m以上 | 体育館、廊下、庭 |
| スマホカメラ | 1台 | カメラ1台 |
手順
飛行機の形を3種類決める
何をする:比べる紙飛行機を選びます。
どうやる:「細長い形」「翼が広い形」「先が重い形」の3種類を作ることにします。
なぜ:形が変わると、空気の受け方や飛び方が変わるからです。
同じ紙で作る
何をする:材料の条件をそろえます。
どうやる:A4コピー用紙を使い、各形を5機ずつ、合計15機作ります。
なぜ:紙の大きさや重さが違うと、形以外の理由で結果が変わります。
スタート線を決める
何をする:投げる場所を固定します。
どうやる:床にマスキングテープで30cmの線を貼り、そこから投げます。
なぜ:投げる場所が毎回違うと、飛距離を正しく比べられません。
投げる人を1人にする
何をする:投げ方をなるべくそろえます。
どうやる:同じ人が、同じ立ち位置から、同じくらいの力で投げます。
なぜ:人によって力や角度が違うため、結果が変わりやすいからです。
1種類につき5回飛ばす
何をする:飛距離を測ります。
どうやる:細長い形を5回、翼が広い形を5回、先が重い形を5回飛ばします。
なぜ:1回だけでは偶然の結果かもしれないため、5回の平均を出します。
落ちた場所まで測る
何をする:飛んだ距離を数字で記録します。
どうやる:スタート線から紙飛行機の先端が止まった場所までをcmで測ります。
なぜ:cmで測ると、細かい差まで比べられます。
飛び方も記録する
何をする:距離以外の様子を書きます。
どうやる:「まっすぐ」「右に曲がる」「すぐ落ちる」「ふわっと飛ぶ」などを書きます。
なぜ:飛距離だけでなく、安定した飛び方も大切だからです。
平均を出す
何をする:どの形が一番遠く飛んだかまとめます。
どうやる:各形の5回分の距離を足して5で割ります。
なぜ:平均にすると、偶然の影響を小さくできます。
観察ポイント・記録の取り方
| 形 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 | 飛び方 |
| 細長い形 | |||||||
| 翼が広い形 | |||||||
| 先が重い形 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 投げる力が毎回違う
なぜ:力が強いほど遠くへ飛ぶことがあります。
対処:同じ人が同じ場所から投げます。
⚠️ 風がある場所で行う
なぜ:風で紙飛行機が流されます。
対処:室内や風の弱い場所で行います。
⚠️ 紙飛行機が曲がっている
なぜ:左右の翼の形が違うと、曲がって飛びます。
対処:折った後、左右の翼の大きさを見比べます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
紙飛行機の写真と平均飛距離の棒グラフを入れます。
「遠く飛ぶ形」と「安定して飛ぶ形」が同じだったかも考えると深いまとめになります。
タイトル例:
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