🌿 自然・観察
毎朝、決めた窓から空が明るくなる時刻を記録し、公開されている日の出時刻とくらべて変化を折れ線にする観察研究です。
冬至は昼の長さがいちばん短い日ですが、日の出がいちばんおそい日は冬至より少しあと、日の入りがいちばん早い日は冬至より少し前になります。これは、地球が太陽のまわりを回る速さが一年のうちで一定ではないことと、地球の軸がかたむいていることが重なって起きます。だから、日の出と日の入りは、同じ日数だけ前後にずれるわけではありません。2週間続けて記録すると、そのずれ方を自分の数字で確かめられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 東の空が見える窓 | 1か所 | 玄関先やベランダ |
| 時計 | 1つ | 電波時計があると正確 |
| インターネットが使える機器 | 1台 | 新聞の暦の欄 |
| 記録用紙 | 大きめの紙2枚 | ノート4ページ |
| 方眼紙 | 1枚 | ノートのます目 |
| いろえんぴつ | 1セット | 色ペン1セット |
| スマートフォンやカメラ | 1台 | スケッチで残す |
手順
観察する窓と目印を決める
何をする:毎日同じ条件にします。
どうやる:東の空が見える窓を1か所選び、遠くの建物や山のへりを目印にして、記録用紙に絵をかいておきます。
なぜ:目印を決めておくと、太陽が出た位置の変化も一緒に追えます。
公開されている時刻を調べる
何をする:くらべる相手を用意します。
どうやる:自分の住む市の日の出時刻を、国立天文台の資料か新聞の暦の欄で2週間分書き出します。
なぜ:自分の観察だけでなく、計算された時刻とならべると、ずれの理由を考えられます。
毎朝、明るくなった時刻を記録する
何をする:観察の記録をためます。
どうやる:窓の内側から東の空を見て、目印のへりが赤く光った時刻を分の単位で記録します。
なぜ:同じ目印で同じ判定をすると、日ごとの変化が数として残ります。
太陽の出る位置を記録する
何をする:別の変化も追います。
どうやる:目印の絵の上に、太陽が顔を出した位置を毎日印でつけ、日付を書き入れます。
なぜ:時刻だけでなく位置も動くことに気づくと、季節の変化を立体的に理解できます。
2本の折れ線にする
何をする:ずれを目に見える形にします。
どうやる:横に日にち、たてに時刻をとり、公開されている日の出時刻と、自分が記録した時刻の2本を重ねてかきます。
なぜ:2本のへだたりが一定なら、自分の観察は安定していたと言えます。
観察ポイント・記録の取り方
| 日にち | 公開されている日の出時刻 | 自分が記録した時刻 | 差 | 天気と雲 |
| 1日目 | ||||
| 2日目 | ||||
| 3日目 | ||||
| 4日目 | ||||
| 5日目 | ||||
| 6日目 | ||||
| 7日目 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 立つ位置が毎日ちがう
なぜ:窓のどこに立つかで目印の見え方が変わり、時刻の判定がずれます。
対処:床に印をつけて立つ位置を固定し、毎日そこから見ます。
⚠️ くもりの日を記録しない
なぜ:空いた日があると、変化のなめらかさが分からなくなります。
対処:くもりの日も「観察できず」と書き、公開されている時刻だけは記録します。
⚠️ 時計の時刻がずれている
なぜ:1分単位の変化を追うので、時計のずれがそのまま結果のずれになります。
対処:毎朝、電波時計かインターネットの時刻で合わせてから記録します。
⚠️ 日の出と、空が明るくなる時刻を同じだと考える
なぜ:空は日の出の前から明るくなるため、判定がずれます。
対処:「目印のへりが赤く光ったとき」と決め、その判定を2週間変えません。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚、またはスライド5枚がおすすめです。
「観察した窓と目印の絵」「2週間の記録表」「2本重ねた折れ線グラフ」「太陽の出る位置の変化」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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