🌿 自然・観察
大人といっしょに夜空を見上げ、決めた時間に数えた流れ星の数を、月や雲の条件とあわせて記録する観察研究です。
流れ星は、宇宙にただよう小さなちりが地球の空気に飛びこみ、燃えて光る現象です。ある時期に決まって数が増えるのは、地球がちりの多い道すじを通るからです。しぶんぎ座流星群は、1月の初めに数が増えることで知られています。数を正しくくらべるには、見た時間の長さ、空の暗さ、月の明るさをそろえて記録することが欠かせません。数えるという単純な作業が、条件を書き足すことで観察記録に変わります。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 保護者の付きそい | 必ず1人以上 | 付きそえないときは実施しない |
| レジャーシートか折りたたみいす | 1つ | 厚手の毛布 |
| 防寒着、帽子、手ぶくろ | 1組 | 重ね着でととのえる |
| 赤い光の出る明かり | 1つ | 懐中電灯に赤いセロハンを巻く |
| 時計 | 1つ | 腕時計 |
| 記録用紙と鉛筆 | 大きめの紙1枚 | ノート2ページ |
| 温かい飲み物を入れた水とう | 1本 | 保温できる容器 |
手順
日と場所を先に決める
何をする:安全と条件を先に整えます。
どうやる:その年に数が増える日と時刻を資料で調べ、保護者と相談して、家のベランダか近くの安全な広場を選びます。
なぜ:夜の観察は準備がすべてです。場所と時刻を決めてから道具をそろえます。
目を暗さに慣らす
何をする:見える数を増やします。
どうやる:観察を始める15分前から明るい画面を見ないようにし、その場でじっと空を見上げて目を慣らします。
なぜ:暗さに慣れると、弱い光の流れ星まで見えるようになり、数え落としが減ります。
20分ずつ区切って数える
何をする:数え方をそろえます。
どうやる:20分を1回分と決め、その間に見えた流れ星の数を「正」の字で数え、明るさを大中小で書き分けます。
なぜ:時間の長さをそろえないと、夜どうし、日どうしをくらべられません。
条件を書き足す
何をする:あとで説明できるようにします。
どうやる:毎回、始めと終わりに、雲の量、月の見え方、まわりの明かりの強さ、気温を記録します。
なぜ:同じ0個でも、雲が多かったのか空が晴れていたのかで意味がまったくちがいます。
1時間あたりに直してくらべる
何をする:同じ物差しにします。
どうやる:20分ごとの数を3倍して1時間あたりに直し、日ごと、時間帯ごとに棒グラフでならべます。
なぜ:観察した長さがちがっても、同じ物差しに直せばくらべられます。
観察ポイント・記録の取り方
| 観察した日と時間帯 | 数えた数 | 明るいものの数 | 雲の量 | 月と明かりの様子 |
| 1日目の1回目 | ||||
| 1日目の2回目 | ||||
| 2日目の1回目 | ||||
| 2日目の2回目 | ||||
| 3日目の1回目 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 観察の長さがそろわない
なぜ:10分と40分の記録をそのまま比べると、長く見たほうが多くなるのは当然です。
対処:20分を1区切りと決め、時計で計り、1時間あたりに直してからくらべます。
⚠️ 明るい画面を見てしまう
なぜ:目が明るさに慣れ直してしまい、弱い流れ星が見えなくなります。
対処:記録は赤い光の明かりで書き、観察中は明るい画面を見ません。
⚠️ 0個の夜を記録しない
なぜ:見えなかった夜を消すと、条件との関係が分からなくなります。
対処:0個も必ず記録し、そのときの雲や月の様子を書き添えます。
⚠️ 寒さで途中でやめてしまう
なぜ:体が冷えると集中できず、数え落としが増えます。
対処:重ね着をし、20分ごとに必ず室内か車内で休み、温かい飲み物をとります。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚、またはスライド5枚がおすすめです。
「観察した場所と時刻」「数え方の決まり」「20分ごとの記録表」「1時間あたりに直した棒グラフ」「条件と数の関係」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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