CCN 寺子屋自由研究ラボ自然・観察空っ風はどこで吹くのかを調べる
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空っ風はどこで吹くのかを調べる

🌿 自然・観察

空っ風はどこで吹くのかを調べる

🚀 小4〜6年生向け★★☆⏱ 準備15分 / 実施2〜3時間

冬にかわいた強い風が吹く地域を資料で調べ、山地との位置関係を地図に書きこんでまとめる調べ学習です。

冬の日本には、大陸から冷たい季節風が吹いてきます。この風は日本海の上で水蒸気を受け取り、山にぶつかって雪を降らせます。山をこえたあとの風は、水分を落としきってかわいた状態で吹きおりてきます。これが空っ風です。だから、空っ風の吹く場所は、山地のどちら側にあるかで決まります。地図に山と風の向きを書きこむと、その地域だけに強い風が吹く理由が見えてきます。

必要なもの

材料分量代替案
日本地図2枚地図帳を写す
インターネットが使える機器1台図書館の資料
いろえんぴつ1セット色ペン1セット
記録用紙大きめの紙2枚ノート4ページ
画用紙1枚厚紙1枚
じょうぎ1本本のへり
ふせん10枚メモ用紙10枚

手順

1

呼び名を集める

何をする:同じ風の別名をさがします。

どうやる:冬にかわいた強い風が吹く地域と、その土地での呼び名を、資料と地図帳から5つ以上さがして書き出します。

なぜ:同じしくみの風に土地ごとの名前がついていることに気づくと、地形との関係を追いやすくなります。

2

地図に印をつける

何をする:場所をならべます。

どうやる:集めた地域を地図に赤い点で示し、その近くにある山地を茶色でぬります。

なぜ:風の吹く場所と山の位置を1枚に重ねると、位置関係が目で確かめられます。

3

風の向きを矢印でかく

何をする:しくみを図にします。

どうやる:冬の季節風の向きを青い矢印で、山をこえたあとの風を赤い矢印でかき、雪の降る側と乾く側を書き分けます。

なぜ:矢印にすると、水蒸気がどこで落ちて、どこからかわくのかを説明できます。

4

風の強い日を調べる

何をする:数で確かめます。

どうやる:気象庁の資料で、その地域の12月から2月の最大風速を調べ、夏の同じ月数の値とくらべて表にします。

なぜ:数字を出すと、「強い風が吹く」という言い伝えを自分で確かめたことになります。

5

暮らしの工夫を調べる

何をする:人の側から見ます。

どうやる:風の強い地域の家の向き、屋敷林、かき根などの工夫を調べ、写真か絵を1つ地図のわきにそえます。

なぜ:自然と暮らしを結びつけると、調べ学習として深みが出ます。

観察ポイント・記録の取り方

地域土地での呼び名近くの山地冬の最大風速夏の最大風速
1
2
3
4
5

つまずきやすいポイント

⚠️ 呼び名だけ集めて地形を見ない

なぜ:名前を並べただけでは、なぜそこで吹くのかが説明できません。

対処:1つの地域につき、必ず近くの山地を1つ書き、地図でどちら側かを確かめます。

⚠️ 風速の単位を書き忘れる

なぜ:あとで数字だけが残り、大きさが読み取れなくなります。

対処:表の見出しに単位を書き、数字だけを記録します。

⚠️ 自分の住む地域だけで結論を出す

なぜ:1か所だけでは、地形との関係があると言い切れません。

対処:5か所以上をならべて、同じ位置関係が見られるかどうかを確かめます。

⚠️ 強風の日に外で風を測ろうとする

なぜ:飛来物や転倒でけがをするおそれがあります。

対処:風の強い日の観測は行わず、公開されている観測所の値を使います。

発展アイデア

  1. 自分の住む地域について、冬と夏の風向のちがいを1か月分調べ、円グラフにする。
  2. 屋敷林やかき根のある家を地図で数え、風の向きとの関係を調べる。
  3. 風の力を利用する工夫(風車、干し物、乾物づくり)が、その地域にあるかどうかを調べる。

安全上の注意

まとめ方(発表・レポート)

模造紙1枚、またはスライド5枚がおすすめです。

「空っ風の吹く地域の地図」「山と風の矢印の図」「呼び名の一覧」「冬と夏の風速の表」「暮らしの工夫」の順にまとめます。

タイトル例:

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