🌿 自然・観察
日本海側と太平洋側の都市を1つずつ選び、同じ2週間の天気・降水量・日照時間をならべてくらべる調べ学習です。
冬の日本では、大陸から冷たい風が吹いてきます。この風が日本海をわたるとき、海面から水蒸気を受け取って、すじのような雲を作ります。雲は山にぶつかって持ち上げられ、日本海側に雪を降らせます。山をこえたあとの風は水蒸気を出しつくしているので、太平洋側ではかわいた晴れの日が続きます。同じ日、同じ国の中で、天気がここまで分かれる理由を、数字でたしかめられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 地図帳 | 1さつ | 日本地図を印刷したもの |
| インターネットが使える機器 | 1台 | 図書館の資料や新聞の天気欄 |
| 記録用紙 | 大きめの紙2枚 | ノート4ページ |
| 方眼紙 | 2枚 | ノートのます目を使う |
| いろえんぴつ | 1セット | 色ペン1セット |
| じょうぎ | 1本 | 定規のかわりに本のへり |
| ふせん | 10枚 | メモ用紙10枚 |
手順
くらべる2つの都市を決める
何をする:条件をそろえて選びます。
どうやる:日本海側と太平洋側から、同じくらいの緯度にある都市を1つずつ選び、地図に印をつけます。
なぜ:南北の位置がちがいすぎると、海側か山側かではなく、南北の差を見てしまいます。
データの取り方をそろえる
何をする:同じ物差しを用意します。
どうやる:気象庁の過去の気象データ検索で、両方の都市について、同じ2週間の「天気」「降水量」「日照時間」を選びます。
なぜ:取り出す項目と期間をそろえないと、あとで表にならべてもくらべられません。
毎日書き写す
何をする:記録をためます。
どうやる:1日1回、決めた時刻に2つの都市の値を記録用紙へ書き写し、写した日付と、見たページの名前も書きます。
なぜ:どこから取った数字かを残しておくと、発表のときに出典として示せます。
2本の折れ線にする
何をする:差を目に見える形にします。
どうやる:方眼紙に、横を日にち、たてを日照時間として、2つの都市の線を色を変えて重ねてかきます。
なぜ:重ねてかくと、晴れの日が続くのはどちらかが、ひと目で分かります。
地図に理由を書きこむ
何をする:しくみと結びつけます。
どうやる:地図に、冷たい風の向き、日本海、山地の位置を矢印でかき、雪が降る場所とかわく場所を書きこみます。
なぜ:数字と地形を1枚の絵に重ねると、なぜそうなるのかを人に説明できます。
観察ポイント・記録の取り方
| 日にち | 日本海側の天気 | 日本海側の日照時間 | 太平洋側の天気 | 太平洋側の日照時間 |
| 1日目 | ||||
| 2日目 | ||||
| 3日目 | ||||
| 4日目 | ||||
| 5日目 | ||||
| 6日目 | ||||
| 7日目 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 緯度の遠くはなれた2都市を選ぶ
なぜ:南北の差が大きいと、海側と山側のちがいなのか南北のちがいなのか分けられません。
対処:地図で同じくらいの高さにならぶ都市を選びます。
⚠️ 期間がずれている
なぜ:別の日をくらべると、その日の天気の違いを見ているだけになります。
対処:始まりの日と終わりの日を先に決め、両方の都市で同じ日をそろえて書き写します。
⚠️ 数字の単位を書き忘れる
なぜ:降水量と日照時間の数字がまざり、あとで読めなくなります。
対処:表の見出しに単位を書き、記録するときは数字だけを入れます。
⚠️ 出典を残さない
なぜ:あとから確かめたくても、どのページの数字か分からなくなります。
対処:見たページの名前と取った日付を、記録用紙の下にそのつど書きます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚、またはスライド5枚がおすすめです。
「選んだ2都市の地図」「2週間の記録表」「日照時間の折れ線グラフ」「風と山の向きを書きこんだ図」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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