CCN 寺子屋自由研究ラボ自然・観察日本海側と太平洋側の冬の天気を比べる
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日本海側と太平洋側の冬の天気を比べる

🌿 自然・観察

日本海側と太平洋側の冬の天気を比べる

🚀 小4〜6年生向け★★☆⏱ 準備20分 / 実施2週間(1日15分の記録)

日本海側と太平洋側の都市を1つずつ選び、同じ2週間の天気・降水量・日照時間をならべてくらべる調べ学習です。

冬の日本では、大陸から冷たい風が吹いてきます。この風が日本海をわたるとき、海面から水蒸気を受け取って、すじのような雲を作ります。雲は山にぶつかって持ち上げられ、日本海側に雪を降らせます。山をこえたあとの風は水蒸気を出しつくしているので、太平洋側ではかわいた晴れの日が続きます。同じ日、同じ国の中で、天気がここまで分かれる理由を、数字でたしかめられます。

必要なもの

材料分量代替案
地図帳1さつ日本地図を印刷したもの
インターネットが使える機器1台図書館の資料や新聞の天気欄
記録用紙大きめの紙2枚ノート4ページ
方眼紙2枚ノートのます目を使う
いろえんぴつ1セット色ペン1セット
じょうぎ1本定規のかわりに本のへり
ふせん10枚メモ用紙10枚

手順

1

くらべる2つの都市を決める

何をする:条件をそろえて選びます。

どうやる:日本海側と太平洋側から、同じくらいの緯度にある都市を1つずつ選び、地図に印をつけます。

なぜ:南北の位置がちがいすぎると、海側か山側かではなく、南北の差を見てしまいます。

2

データの取り方をそろえる

何をする:同じ物差しを用意します。

どうやる:気象庁の過去の気象データ検索で、両方の都市について、同じ2週間の「天気」「降水量」「日照時間」を選びます。

なぜ:取り出す項目と期間をそろえないと、あとで表にならべてもくらべられません。

3

毎日書き写す

何をする:記録をためます。

どうやる:1日1回、決めた時刻に2つの都市の値を記録用紙へ書き写し、写した日付と、見たページの名前も書きます。

なぜ:どこから取った数字かを残しておくと、発表のときに出典として示せます。

4

2本の折れ線にする

何をする:差を目に見える形にします。

どうやる:方眼紙に、横を日にち、たてを日照時間として、2つの都市の線を色を変えて重ねてかきます。

なぜ:重ねてかくと、晴れの日が続くのはどちらかが、ひと目で分かります。

5

地図に理由を書きこむ

何をする:しくみと結びつけます。

どうやる:地図に、冷たい風の向き、日本海、山地の位置を矢印でかき、雪が降る場所とかわく場所を書きこみます。

なぜ:数字と地形を1枚の絵に重ねると、なぜそうなるのかを人に説明できます。

観察ポイント・記録の取り方

日にち日本海側の天気日本海側の日照時間太平洋側の天気太平洋側の日照時間
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目

つまずきやすいポイント

⚠️ 緯度の遠くはなれた2都市を選ぶ

なぜ:南北の差が大きいと、海側と山側のちがいなのか南北のちがいなのか分けられません。

対処:地図で同じくらいの高さにならぶ都市を選びます。

⚠️ 期間がずれている

なぜ:別の日をくらべると、その日の天気の違いを見ているだけになります。

対処:始まりの日と終わりの日を先に決め、両方の都市で同じ日をそろえて書き写します。

⚠️ 数字の単位を書き忘れる

なぜ:降水量と日照時間の数字がまざり、あとで読めなくなります。

対処:表の見出しに単位を書き、記録するときは数字だけを入れます。

⚠️ 出典を残さない

なぜ:あとから確かめたくても、どのページの数字か分からなくなります。

対処:見たページの名前と取った日付を、記録用紙の下にそのつど書きます。

発展アイデア

  1. 夏の同じ2週間で同じ調べ方をして、冬との差がどれだけあるかをくらべる。
  2. 山地をはさんだ3つ目の都市を足し、山のどちら側にあるかで結果が分かれるかを確かめる。
  3. 雪の多い地域の家のつくりや道路の工夫を調べ、天気のちがいが暮らしにどう表れているかをまとめる。

安全上の注意

まとめ方(発表・レポート)

模造紙1枚、またはスライド5枚がおすすめです。

「選んだ2都市の地図」「2週間の記録表」「日照時間の折れ線グラフ」「風と山の向きを書きこんだ図」「分かったこと」の順にまとめます。

タイトル例:

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