🌿 自然・観察
春の夜空に見える星座をさがし、位置と時刻を記録して自分だけの星空マップを作る観察です。
春の空には、北の空に大きく見えるおおぐま座があります。そのしっぽの部分が北斗七星(ほくとしちせい)です。北斗七星の柄のカーブをのばしていくと、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカにつながります。この曲線を春の大曲線といいます。冬の空にくらべると明るい星は少なめですが、そのぶん星のならびをたどる楽しさがあります。同じ場所で季節ごとに観察すると、空が動いていることが分かります。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 星座早見ばん | 1つ | 星座アプリ(スマホ) |
| 赤い光のライト | 1本 | かい中電灯に赤いセロハンをはる |
| ほうい磁石 | 1つ | スマホのコンパス |
| 記録用紙 | A4用紙4枚 | ノート4ページ |
| えんぴつ | 1本 | ボールペン1本 |
| 温度計 | 1本 | 天気アプリの気温 |
| 上着 | 1枚 | パーカー1枚 |
| レジャーシート | 1枚 | 大きめのタオル |
手順
観察する場所と時刻を決める
何をする:毎回同じ条件で見られるようにします。
どうやる:街灯が直接目に入らない場所をえらび、午後8時など時刻を1つに決めます。
なぜ:場所と時刻をそろえると、日ごとの星の動きを正しくくらべられます。
北をさがす
何をする:方角を確かめます。
どうやる:ほうい磁石で北をさがし、記録用紙にも東西南北を書いておきます。
なぜ:春の星座は北の空が目印になるため、北の方角がとても大切です。
目を暗さに慣らす
何をする:星が見えやすい目にします。
どうやる:外に出てから10分間、スマホの明るい画面を見ないで過ごします。
なぜ:目が暗さに慣れると、暗い星まで見えるようになります。
北斗七星をさがす
何をする:目印になるならびを見つけます。
どうやる:北の空の高いところで、ひしゃくの形にならんだ7つの星をさがします。
なぜ:北斗七星は形が分かりやすく、ほかの星をさがす出発点になります。
春の大曲線をたどる
何をする:3つの星をつなぎます。
どうやる:北斗七星の柄のカーブをそのままのばし、オレンジ色のアークトゥルス、その先の白いスピカを見つけて紙に写します。
なぜ:カーブをたどる方法をおぼえると、次の日からすぐ見つけられます。
位置と時刻を記録する
何をする:星の高さと方角を書きます。
どうやる:「東の空・高さは手のこぶし4つぶん」のように、うでをのばしたこぶしを目安に記録します。
なぜ:道具がなくても、体を使えば高さをおおよそはかれます。
2時間後にもう一度見る
何をする:星の動きを確かめます。
どうやる:同じ日の2時間後に同じ場所へ行き、同じ星の位置をもう一度記録します。
なぜ:東から西へ動いていることを、自分の目で確かめられます。
星空マップにまとめる
何をする:記録を1枚の絵にします。
どうやる:大きな紙に東西南北を書き、見えた星座と春の大曲線をかきこみます。日づけと時刻も書きます。
なぜ:3日ぶんを重ねると、星の動きと季節の空が一目で伝わります。
観察ポイント・記録の取り方
| 日づけ | 時刻 | 気温 | 見えた星座 | 方角と高さ | 月のようす |
| 1日目 | |||||
| 1日目(2時間後) | |||||
| 2日目 | |||||
| 3日目 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 北斗七星が見つからない
なぜ:建物や木が北の空をさえぎっていることがあります。
対処:北の方角が開けた場所をえらび直します。
⚠️ 星が少なく感じる
なぜ:春は冬にくらべて明るい星が少なく、空もかすみやすい季節です。
対処:よく晴れて風のある日をえらび、月の光が少ない日に観察します。
⚠️ スマホを見て目がくらむ
なぜ:明るい画面を見ると、慣れた目が元にもどってしまいます。
対処:画面をいちばん暗くするか、赤いセロハンをはったライトを使います。
⚠️ 高さの記録がばらばらになる
なぜ:はかる人の腕の長さや姿勢で、こぶしの見え方が変わります。
対処:毎回同じ人が、うでをまっすぐのばしてはかります。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「観察した場所と時刻」「星空マップ」「星の動きの記録」「気づいたこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。
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