🌿 自然・観察
朝の庭や公園で霜と霜柱をさがし、どんな場所や天気のときにできるのかを調べる観察です。
冷えこんだ朝、草の上に白い粉のようなものがつきます。これは霜(しも)で、空気中の水蒸気が冷たいものにふれて、そのまま氷に変わったものです。一方、土からにょきにょきと立つ氷の柱は霜柱(しもばしら)といい、土の中の水が上へ吸い上げられながらこおったものです。どちらも氷ですが、できかたはまったくちがいます。地面の種類や日当たりで、できる場所が変わることにも気づけます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| スマホやカメラ | 1台 | 絵に描いて記録する |
| ものさし | 1本 | 5円玉(大きさくらべ用) |
| 温度計 | 1本 | 天気アプリの最低気温 |
| わりばし | 2ぜん | 竹ぐし2本 |
| 虫めがね | 1つ | スマホのカメラの拡大 |
| 記録用紙 | A4用紙4枚 | ノート4ページ |
| 手ぶくろ | 1組 | 軍手1組 |
| 長ぐつ | 1足 | よごれてもよいくつ |
手順
冷える朝を選ぶ
何をする:観察できそうな日を予想します。
どうやる:前の日の天気予報で、次の朝の最低気温が3℃以下で、晴れて風が弱い日をさがします。
なぜ:よく晴れて風のない夜は地面がよく冷え、霜ができやすくなります。
早朝に外へ出る
何をする:とける前に観察します。
どうやる:日の出のころ(午前7時前後)に、保護者といっしょに外へ出ます。
なぜ:日が当たると数十分でとけてしまいます。
気温をはかる
何をする:そのときの寒さを記録します。
どうやる:温度計を地面から1mの高さに3分置いて読み、地面の近くでもはかります。
なぜ:地面の近くのほうが冷えていることを、数字で確かめられます。
霜をさがす
何をする:白い粉のような氷を見つけます。
どうやる:草の葉、車の屋根、自転車のサドル、落ち葉の上を見ます。
なぜ:空にむかって開いた面がよく冷えるので、そこに霜がつきます。
霜柱をさがす
何をする:土から立つ氷を見つけます。
どうやる:花だんや土の道で、地面がもり上がっているところをさがし、そっとふみます。
なぜ:霜柱は、しめった土のある場所にできます。
大きさと形を記録する
何をする:数字と絵で残します。
どうやる:霜柱の高さをものさしではかり、虫めがねで見た形を絵にかきます。写真もとります。
なぜ:高さは、その朝の冷えこみの強さを表す目安になります。
場所によるちがいを調べる
何をする:できる場所とできない場所をくらべます。
どうやる:「日なた」「日かげ」「アスファルト」「土」「草の上」の5か所を見て、あるかないかを記録します。
なぜ:地面の種類と日当たりが、霜のでき方に関係することが分かります。
3日分をくらべてまとめる
何をする:天気との関係を見ます。
どうやる:3日ぶんの最低気温・天気・霜のようすを1つの表にならべます。
なぜ:「何℃より下がるとできるのか」が見えてきます。
観察ポイント・記録の取り方
| 日づけ | 最低気温 | 前日の天気 | 霜(草・車・自転車) | 霜柱の高さ | できなかった場所 |
| 1日目 | |||||
| 2日目 | |||||
| 3日目 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 行ったらもうとけていた
なぜ:日が当たると、短い時間でとけてしまいます。
対処:日の出のころに出かけ、まず日かげの場所から見ます。
⚠️ 3日とも霜ができない
なぜ:くもりや風の強い夜は、地面が冷えません。
対処:「できなかった」も結果です。気温と天気をならべて記録します。
⚠️ 霜柱をふみつぶしてしまう
なぜ:土がもり上がって見えにくく、気づかずに乗ってしまいます。
対処:足もとを見てから進み、記録してからふみます。
⚠️ 手がぬれて冷たくなる
なぜ:霜や霜柱にさわると、とけて水になります。
対処:手ぶくろをつけ、さわるのはわりばしを使います。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「観察した場所の地図」「霜と霜柱の写真」「気温との表」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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