🌿 自然・観察
葉を落とした木の枝についている小さな芽を集めて観察し、形のちがいをくらべる観察です。
冬の木は、葉を落として休んでいるように見えます。けれども枝をよく見ると、小さなつぶがついています。これは冬芽(とうが・ふゆめ)といって、春にひらく葉や花が、すでに中に用意されているものです。かたいうろこや細かい毛でおおわれ、寒さや乾燥から中身を守っています。木の種類によって、形も色も守り方もちがいます。何もないように見える冬の木が、春の準備をしていることに気づけます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 虫めがね | 1つ | スマホのカメラの拡大 |
| スマホやカメラ | 1台 | 絵に描いて記録する |
| 記録用紙 | A4用紙4枚 | ノート4ページ |
| いろえんぴつ | 1セット | えんぴつ1本 |
| ものさし | 1本 | 5円玉(大きさくらべ用) |
| 手ぶくろ | 1組 | 軍手1組 |
| 木の図かん | 1さつ | 図書館で借りる・植物アプリ |
手順
観察する木を決める
何をする:5本の木を選びます。
どうやる:家のまわりや公園で、葉を落としている木を5本えらび、場所を紙に書きます。
なぜ:決めた木を毎回見ると、変化を追いかけられます。
木の名前を調べる
何をする:どんな木かを確かめます。
どうやる:図かんや樹木の名札で調べます。分からなければ「A の木」と番号をつけます。
なぜ:名前が分からなくても、番号をつければ記録として使えます。
冬芽をさがす
何をする:枝の先や葉のあとを見ます。
どうやる:手のとどく高さの枝で、先っぽや枝の分かれ目についている小さなつぶをさがします。
なぜ:冬芽は枝の先と、葉が落ちたあとのすぐ上につきます。
虫めがねで見る
何をする:細かいつくりを観察します。
どうやる:虫めがねを目に近づけ、芽に10cmまで近づいて、うろこの数や毛のようすを見ます。
なぜ:目だけでは見えない「守るしくみ」が見えてきます。
大きさをはかる
何をする:芽の大きさを数字にします。
どうやる:ものさしを枝にそえて、芽の長さをミリではかります。
なぜ:木によって大きさがちがうことを、数字でくらべられます。
絵と写真で記録する
何をする:形を残します。
どうやる:見えたとおりに絵をかき、色をぬります。写真も同じきょりからとります。
なぜ:絵をかくと、写真だけよりも細かいところをよく見るようになります。
5本をくらべる
何をする:木ごとのちがいをまとめます。
どうやる:形(丸い・とがっている)、色、毛の有無、大きさを表にならべます。
なぜ:ならべると、種類による守り方のちがいが見えてきます。
春にもう一度見る
何をする:変化を確かめます。
どうやる:3月ごろに同じ木を見に行き、芽がどうなったかを写真にとります。
なぜ:冬芽が本当に葉や花になることを、自分の目で確かめられます。
観察ポイント・記録の取り方
| 木 | 名前 | 芽の形 | 色 | 毛・うろこ | 長さ(mm) | ついている場所 |
| A | ||||||
| B | ||||||
| C | ||||||
| D | ||||||
| E |
つまずきやすいポイント
⚠️ 芽が見つからない
なぜ:高いところばかり見ていると、小さな芽に気づけません。
対処:目の高さの枝の先を、近づいてさがします。
⚠️ 枝を折ってしまう
なぜ:引っぱると、細い枝はかんたんに折れます。
対処:枝は折らず、そっと手前に引いて見るだけにします。
⚠️ どの木か分からなくなる
なぜ:冬の木は葉がなく、見た目が似ています。
対処:初日に木の全体写真をとり、場所を地図にかいておきます。
⚠️ 手がかじかんで絵がかけない
なぜ:寒い日に手ぶくろなしでいると、指が動かなくなります。
対処:手ぶくろをつけ、写真をとって家の中で絵をかきます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「観察した木の地図」「芽の絵と写真」「くらべた表」「春の変化」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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