CCN 寺子屋自由研究ラボ自然・観察植物の成長と湿度の関係を調べる
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植物の成長と湿度の関係を調べる

🌿 自然・観察

植物の成長と湿度の関係を調べる

🔬 中学生向け ★★★ ⏱ 準備45分 / 実施7〜14日

湿度の違う環境で植物を育て、成長や葉の状態がどう変わるか調べます。

湿度(しつど)は、空気中にふくまれる水分の割合です。植物は葉から水分を出す蒸散(じょうさん)を行うため、湿度が高いか低いかで水の失われ方が変わります。湿度が低いと葉がしおれやすく、高すぎるとカビが出やすくなることもあります。植物の育ち方と湿度の関係を調べると、農業、園芸、温室栽培にもつながります。目に見えにくい空気の条件を、植物の変化から考える研究です。

必要なもの

材料分量代替案
カイワレ大根のたね30粒ラディッシュのたね30粒
透明カップ3個小さな鉢3個
キッチンペーパー6枚脱脂綿6枚
1日各20mL霧吹きで同量
透明な大きめ袋2枚透明ケース2個
乾燥剤1個シリカゲル1袋
湿度計3個小型温湿度計3個
ものさし1本メジャー1本
記録用紙A4用紙5枚ノート5ページ
スマホカメラ1台カメラ1台

手順

1

3つの条件を作る

何をする:湿度の違う環境を用意します。

どうやる:A「ふつう」、B「高湿度」、C「低湿度」に分けます。

なぜ:湿度の違いが成長に影響するか比べるためです。

2

たねを同じ数まく

何をする:植物の条件をそろえます。

どうやる:各カップにキッチンペーパー2枚を入れ、水20mLを含ませ、たねを10粒ずつ置きます。

なぜ:たねの数と水の量を同じにして、湿度の影響を見やすくします。

3

高湿度条件を作る

何をする:空気がしめった環境を作ります。

どうやる:Bのカップを透明袋に入れ、袋の内側に水で湿らせたキッチンペーパー1枚を入れて軽く閉じます。

なぜ:袋の中の空気に水分が多くなり、高湿度に近づきます。

4

低湿度条件を作る

何をする:空気が乾いた環境を作ります。

どうやる:Cのカップを透明袋に入れ、乾燥剤1個を入れて軽く閉じます。

なぜ:乾燥剤が空気中の水分を吸い、低湿度に近づきます。

5

湿度を記録する

何をする:それぞれの湿度を測ります。

どうやる:各条件に湿度計を置き、毎日同じ時間に湿度を%で記録します。

なぜ:本当に湿度差ができているか確認するためです。

6

水の量をそろえる

何をする:水やりの条件を同じにします。

どうやる:毎日各カップに水20mLを加えます。

なぜ:水の量が違うと、湿度ではなく水分量の影響になります。

7

高さを測る

何をする:成長の速さを調べます。

どうやる:各条件で3本を選び、高さをcmで測って平均します。

なぜ:数字で比較でき、ばらつきも減らせます。

8

葉の状態を観察する

何をする:植物の元気さを見ます。

どうやる:葉の色、しおれ、カビの有無を記録します。

なぜ:高さだけでなく、健康な成長かどうかも大切です。

観察ポイント・記録の取り方

日にちA湿度/高さB湿度/高さC湿度/高さ葉の様子気づいたこと
1日目% / cm% / cm% / cm
3日目% / cm% / cm% / cm
5日目% / cm% / cm% / cm
7日目% / cm% / cm% / cm

つまずきやすいポイント

⚠️ 袋の中が暑くなりすぎる

なぜ:直射日光で温室のようになっています。

対処:直射日光を避け、明るい日陰に置きます。

⚠️ カビが出る

なぜ:高湿度で水分が多すぎるためです。

対処:カビが出たら観察を中止し、袋に入れて処分します。

⚠️ 湿度以外の条件が違う

なぜ:光や水の量がそろっていません。

対処:3つを同じ場所に並べ、水は各20mLにします。

発展アイデア

  1. 湿度と蒸散量の関係を袋の水滴で調べる。
  2. サボテンや多肉植物など乾燥に強い植物と比べる。
  3. 温室栽培で湿度管理が大切な理由を調べる。

安全上の注意

まとめ方(発表・レポート)

湿度と高さの変化を折れ線グラフにします。

「よく伸びた条件」と「元気に育った条件」が同じかどうかを分けて考えると、深い考察になります。

タイトル例:

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