🌿 自然・観察
自分で記録した天気・気温・雲と、公開されている気象データを比べる研究です。
天気予報や気象データは、気象台や観測所の測定をもとに作られています。しかし、自分の家の周りの気温や雲の様子は、観測所のデータと少し違うことがあります。場所の高さ、地面の種類、建物、日当たりなどが関係するためです。この研究では、自分の観察記録と公開データを比べ、なぜ差が出たのかを考えます。データを読む力と、身近な観察を結びつける中学生向けの研究です。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 温度計 | 1本 | 温湿度計1個 |
| 記録用紙 | A4用紙7枚 | ノート7ページ |
| 時計 | 1個 | スマホの時計 |
| スマホまたはPC | 1台 | 気象データ確認用 |
| 雲の観察場所 | 1か所 | ベランダ、庭など |
| 方位磁石 | 1個 | コンパスアプリ |
| スマホカメラ | 1台 | カメラ1台 |
| えんぴつ | 1本 | ペン1本 |
手順
観察する場所を決める
何をする:毎日観察する場所を固定します。
どうやる:ベランダ、庭、玄関前など、安全で毎日行ける場所を選びます。
なぜ:場所が変わると、気温や雲の見え方が変わるためです。
観察時刻を決める
何をする:毎日同じ時刻に記録します。
どうやる:朝8時、昼12時、夕方4時のうち、1つまたは3つの時刻を決めます。
なぜ:時刻をそろえると、公開データと比べやすくなります。
自分で気温を測る
何をする:身近な場所の気温を記録します。
どうやる:地面から1mほどの高さで、直射日光を避けて温度計を1分置き、℃で記録します。
なぜ:直射日光が当たると、気温より高く出ることがあるためです。
雲と天気を記録する
何をする:空の様子を観察します。
どうやる:晴れ、くもり、雨、雲の量0〜10、雲の形を記録します。
なぜ:気象データの天気と、自分の見た空を比べるためです。
写真を撮る
何をする:観察の証拠を残します。
どうやる:毎日同じ方角の空を1枚撮ります。
なぜ:後で雲の量や天気を確認できます。
公開気象データを調べる
何をする:近くの観測所のデータを集めます。
どうやる:気象庁や天気サイトで、同じ時刻の気温、天気、降水量を調べます。
なぜ:自分の観察と公式データを比べるためです。
差を計算する
何をする:自分の気温とデータの気温の差を出します。
どうやる:自分の測定値から公開データを引き、差を℃で書きます。
なぜ:どれくらい違ったかを数字で表せます。
差の理由を考える
何をする:なぜ違いが出たか考察します。
どうやる:日当たり、地面の種類、建物の近さ、風通し、観測所との距離を考えます。
なぜ:データの違いを分析することが、この研究の中心です。
観察ポイント・記録の取り方
| 日にち | 時刻 | 自分の気温 | 公開データ | 差 | 自分の天気観察 | 公開天気 | 気づいたこと |
| 1日目 | ℃ | ℃ | ℃ | ||||
| 2日目 | ℃ | ℃ | ℃ | ||||
| 3日目 | ℃ | ℃ | ℃ | ||||
| 4日目 | ℃ | ℃ | ℃ | ||||
| 5日目 | ℃ | ℃ | ℃ |
つまずきやすいポイント
⚠️ 直射日光で測る
なぜ:温度計が太陽で温められ、気温より高くなります。
対処:日陰で風通しのよい場所で測ります。
⚠️ 公開データの地点が遠い
なぜ:観測所が遠いと気温が違うことがあります。
対処:できるだけ近い観測地点を選びます。
⚠️ 出典を書かない
なぜ:どのデータと比べたか分からなくなります。
対処:サイト名、観測地点、確認日を書きます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
自分の測定値と公開データを折れ線グラフにすると分かりやすいです。
「なぜ差が出たのか」を考察すると、データ分析型の自由研究になります。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。
「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。