🌿 自然・観察
葉の表面を写し取り、気孔という小さな穴を観察する中学生向け研究です。
植物の葉には、気孔(きこう:空気や水蒸気が出入りする小さな穴)があります。気孔は、二酸化炭素を取り入れたり、水蒸気を出したりする大切な場所です。葉の表側と裏側で気孔の数が違う植物もあります。気孔の観察は、植物の光合成、呼吸、蒸散を理解する手がかりになります。マニキュアや透明テープを使うと、葉の表面の型を取り、顕微鏡や拡大レンズで観察できます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 観察する葉 | 3種類を各2枚 | ツバキ、アジサイ、ホウレンソウなど |
| 透明マニキュア | 1本 | 木工用ボンド少量 |
| 透明テープ | 30cm | セロハンテープ30cm |
| スライドガラス | 3枚 | 透明プラ板3枚 |
| 顕微鏡 | 1台 | スマホ用拡大レンズ |
| ピンセット | 1本 | つまようじ1本 |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート3ページ |
| スマホカメラ | 1台 | 顕微鏡写真用 |
| タイマー | 1台 | スマホのタイマー |
手順
葉を3種類用意する
何をする:比べる葉を選びます。
どうやる:厚い葉、薄い葉、野菜の葉など、違いがありそうな葉を3種類用意します。
なぜ:植物の種類による気孔の違いを調べるためです。
葉の表と裏を確認する
何をする:観察する面を決めます。
どうやる:葉のつやがある面を表、葉脈が目立つ面を裏として記録します。
なぜ:表と裏で気孔の数が違うことがあるためです。
マニキュアをぬる
何をする:葉の表面の型を取ります。
どうやる:葉の裏側に透明マニキュアを1cm×1cmほど薄くぬります。
なぜ:乾くと葉の表面の細かい形が写ります。
乾かす
何をする:型をはがせる状態にします。
どうやる:10〜15分待ち、マニキュアが完全に乾くまで置きます。
なぜ:乾く前にはがすと、表面の型がうまく取れません。
テープではがす
何をする:葉の表面の型を取ります。
どうやる:透明テープを乾いたマニキュアの上に貼り、ゆっくりはがします。
なぜ:テープに葉の表面の型が写り、観察しやすくなります。
スライドに貼る
何をする:顕微鏡で見られる標本にします。
どうやる:はがしたテープをスライドガラスにしわが少ないように貼ります。
なぜ:平らに貼ると、気孔を観察しやすくなります。
顕微鏡で観察する
何をする:気孔を探します。
どうやる:低倍率から見始め、穴のような形や、豆のような細胞が並ぶ部分を探します。
なぜ:気孔はとても小さいため、まず全体を見てから細かく観察します。
数を比べる
何をする:葉の種類や表裏で違いを調べます。
どうやる:同じ視野の中に見える気孔の数を数え、表にします。
なぜ:気孔の多さを数字で比較できます。
観察ポイント・記録の取り方
| 植物 | 観察面 | 気孔の数 | 見え方の特徴 | 気づいたこと |
| 1種類目 | 表 | 個 | ||
| 1種類目 | 裏 | 個 | ||
| 2種類目 | 表 | 個 | ||
| 2種類目 | 裏 | 個 | ||
| 3種類目 | 表 | 個 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 型がうまく取れない
なぜ:マニキュアが厚すぎる、または乾いていません。
対処:1cm×1cmに薄くぬり、15分乾かします。
⚠️ 気孔が見つからない
なぜ:倍率が合っていない、または葉の表側を見ています。
対処:葉の裏側から観察し、倍率を変えます。
⚠️ テープにしわが入る
なぜ:急いで貼ったためです。
対処:端からゆっくりスライドに貼ります。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
気孔のスケッチや写真を中心にまとめるとよいです。
「葉の裏側に多かったか」「植物によって違ったか」を、数で説明しましょう。
タイトル例:
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