🍳 食べ物・料理
豆腐をこおらせて中の様子がどう変わるかを観察し、売られている凍り豆腐とくらべる調べ学習です。
豆腐の中身のほとんどは水です。こおらせると、その水が氷の粒になり、大豆のたんぱく質を押しのけて広がります。とかすと氷のあった場所がすきまになり、内側がスポンジのようになります。この性質を使って作られてきたのが凍り豆腐です。寒い土地で、寒さそのものを道具として使ってきた保存食で、水分をぬくことで長く置けるようになりました。冬の寒さと食べ物の知恵が結びついた題材です。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| もめん豆腐 | 2丁 | きぬごし豆腐でもちがいを見られる |
| 売られている凍り豆腐 | 2枚 | 写真と資料で代える |
| 保存用のふくろ | 3枚 | ふたのできる容器 |
| 虫めがね | 1つ | スマートフォンの拡大機能 |
| はかり | 1台 | 同じ入れ物で高さをくらべる |
| ざるとボウル | 各1個 | 深めの皿 |
| 記録用紙 | 大きめの紙2枚 | ノート4ページ |
手順
切って重さを量る
何をする:出発点を記録します。
どうやる:豆腐を同じ大きさの四角に6つ切り、1つずつ重さを量り、切り口の様子を虫めがねで見てスケッチします。
なぜ:こおらせる前の状態を残しておかないと、あとで何が変わったのかを言えません。
こおらせる時間を変える
何をする:条件を1つだけ変えます。
どうやる:2つを6時間、2つを24時間、2つを48時間と決めて冷凍庫に入れ、入れた時刻をふくろに書きます。
なぜ:こおらせる時間だけを変えると、すきまの大きさが時間で変わるかどうかを調べられます。
自然にとかして観察する
何をする:中の変化を見ます。
どうやる:冷蔵庫に移して自然にとかし、切り口を虫めがねで見てスケッチし、こおらせる前の絵とならべます。
なぜ:急いで湯でとかすと、すきまの様子が変わってしまいます。
水気をしぼって重さを量る
何をする:数で変化を示します。
どうやる:保護者に、ざるにのせて手のひらで軽く押して水気を出してもらい、その重さを量って記録します。
なぜ:こおらせる前の重さとくらべると、出た水の量が数として分かります。
売られているものとくらべる
何をする:知恵のちがいを知ります。
どうやる:保護者が湯でもどした市販の凍り豆腐と、自分で作ったものの切り口、手ざわり、しみこみ方をくらべ、表にします。
なぜ:同じ原理でも、乾かす工程があるかどうかで別の食品になることが分かります。
観察ポイント・記録の取り方
| こおらせた時間 | こおらせる前の重さ | とかしたあとの重さ | 出た水の量 | すきまの様子 |
| 6時間 | ||||
| 24時間 | ||||
| 48時間 | ||||
| 売られているもの |
つまずきやすいポイント
⚠️ 豆腐の大きさがそろっていない
なぜ:大きさがちがうと重さの変化をくらべられません。
対処:切る前に、ものさしで印をつけてから同じ大きさに切ります。
⚠️ 冷凍庫に入れた時刻を書き忘れる
なぜ:何時間こおらせたのか分からなくなり、条件が消えます。
対処:ふくろに油性ペンで入れた時刻を書き、記録用紙にも同じ時刻を書きます。
⚠️ 急いで湯でとかしてしまう
なぜ:外側だけがくずれて、すきまの様子が見えなくなります。
対処:冷蔵庫に移してゆっくりとかし、半日ほどかけます。
⚠️ しぼる力が回ごとにちがう
なぜ:出た水の量が力の差になり、こおらせた時間の差が見えません。
対処:しぼるのは保護者にまかせ、毎回同じ強さで同じ回数だけ押してもらいます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚、またはスライド5枚がおすすめです。
「切り口のスケッチ」「こおらせた時間ごとの表」「重さの変化のグラフ」「売られているものとの比較表」「保存食としての知恵」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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