🍳 食べ物・料理
焼き方や切りこみを変えて餅を焼き、どんなときに大きくふくらむのかを比べる実験です。
餅を焼くと、風船のようにふくらみます。餅の中には水分が閉じこめられていて、熱を加えると水蒸気に変わります。水は気体になると体積がとても大きくなるため、内側から餅を押し広げます。餅の外側は熱で先にかたくなるので、中の蒸気がにげられず、大きくふくらむのです。パンやポップコーンがふくらむのも似たしくみです。お正月の食べ物から、水と熱の関係を確かめられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 切り餅 | 8個(同じ大きさ) | 丸餅8個 |
| オーブントースター | 1台 | 魚焼きグリル |
| アルミホイル | 1本 | オーブン用シート |
| 包丁 | 1本 | 保護者が切る |
| ものさし | 1本 | 5円玉(大きさくらべ用) |
| ストップウォッチ | 1台 | スマホのタイマー |
| スマホやカメラ | 1台 | 絵に描いて記録する |
| キッチンスケール | 1台 | なくてもよい |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
| ミトン | 1組 | あつでのふきん1枚 |
手順
予想を書く
何をする:どの餅が一番ふくらむかを予想します。
どうやる:「そのまま」「十字の切りこみ」「水にぬらす」「アルミホイルで包む」の4つを紙に書き、ふくらみそうな順番を予想します。
なぜ:予想を書いてから調べると、結果と比べたときに考えが深まります。
餅の大きさと重さをはかる
何をする:焼く前の状態を記録します。
どうやる:8個すべての縦・横・厚さをものさしではかり、重さも書きます。
なぜ:焼く前が分からないと、どれだけふくらんだかを計算できません。
4つの条件を作る
何をする:餅ごとに準備を変えます。
どうやる:Aはそのまま、Bは表に十字の切りこみ(保護者に入れてもらう)、Cは表面を水でぬらす、Dはアルミホイルでゆるく包みます。各2個ずつ用意します。
なぜ:条件を1つずつ変えると、何がふくらみに関係したのかが分かります。
焼く時間をそろえる
何をする:条件をそろえます。
どうやる:トースターを同じ設定にし、4個を同時に入れて4分焼きます。
なぜ:焼き時間や温度がちがうと、条件のちがいが分からなくなります。
ふくらむようすを観察する
何をする:変化を記録します。
どうやる:ガラス越しに見て、1分ごとに「ふくらみ始めた」「われた」などを書き、写真をとります。
なぜ:いつ変化が起きたかを残すと、しくみを考える手がかりになります。
焼いたあとの大きさをはかる
何をする:結果を数字にします。
どうやる:保護者に取り出してもらい、少し冷めてから縦・横・厚さをはかります。
なぜ:焼く前とくらべると、ふくらんだ割合を計算できます。
ふくらんだ割合を計算する
何をする:条件どうしをくらべます。
どうやる:「焼いたあとの厚さ」を「焼く前の厚さ」で割り、何倍になったかを書きます。
なぜ:割り算にすると、もとの大きさがちがっても公平にくらべられます。
表とグラフにまとめる
何をする:記録を見やすくします。
どうやる:条件ごとに「何倍になったか」を棒グラフにし、写真をならべます。
なぜ:数字と写真の両方があると、結果が伝わりやすくなります。
観察ポイント・記録の取り方
| 条件 | 焼く前の厚さ | 焼いた後の厚さ | 何倍か | ふくらみ始めた時間 | われたか |
| A そのまま | |||||
| B 十字の切りこみ | |||||
| C 水でぬらす | |||||
| D ホイルで包む |
つまずきやすいポイント
⚠️ 焦げてしまう
なぜ:トースターの力が強いと、4分でも焦げることがあります。
対処:1回目は2分で様子を見て、家のトースターに合う時間を決めます。
⚠️ 餅がくっついて取れない
なぜ:とけた餅が網に直接つくためです。
対処:アルミホイルをしき、上に少し油をぬります。
⚠️ 熱いうちにはかろうとする
なぜ:やけどの危険があり、やわらかくて形も変わります。
対処:保護者に取り出してもらい、2分待ってからはかります。
⚠️ 大きさがそろっていない餅を使う
なぜ:もとが大きい餅は、大きくふくらんだように見えます。
対処:同じ袋の同じ大きさの餅を8個そろえ、「何倍か」でくらべます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「方法」「焼く前と後の写真」「大きさの表」「グラフ」「分かったこと」の順にまとめます。
タイトル例:
📺 参考動画
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