🍳 食べ物・料理
紫キャベツやにんじんから色を取り出し、食品の色の正体を調べる研究です。
野菜の色は、植物が持つ色素(しきそ:色のもとになる成分)によって決まります。紫キャベツにはアントシアニン、にんじんにはカロテン、ほうれん草にはクロロフィルという色素が含まれています。色素は水に溶けやすいもの、油に溶けやすいものなど性質が違います。色を取り出して比べると、野菜の色がただの見た目ではなく、成分の違いから生まれていることが分かります。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 紫キャベツ | 50g | 赤しそ20g |
| にんじん | 50g | かぼちゃ50g |
| ほうれん草 | 50g | 小松菜50g |
| 水 | 300mL | 水道水300mL |
| サラダ油 | 100mL | オリーブ油100mL |
| 透明カップ | 6個 | ガラスコップ6個 |
| 包丁 | 1本 | 保護者が使用 |
| まな板 | 1枚 | 牛乳パックを開いたもの |
| 茶こし | 1個 | キッチンペーパー2枚 |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート3ページ |
| スマホカメラ | 1台 | カメラ1台 |
手順
野菜を3種類用意する
何をする:色の違う野菜を選びます。
どうやる:紫キャベツ50g、にんじん50g、ほうれん草50gを用意します。
なぜ:色のもとになる色素の違いを比べるためです。
野菜を細かく切る
何をする:色を出やすくします。
どうやる:保護者に野菜を5mm幅くらいに切ってもらいます。
なぜ:細かくすると、水や油にふれる面が増え、色素が出やすくなります。
水で色を取り出す
何をする:水に溶ける色を調べます。
どうやる:各野菜を別々のカップに入れ、水100mLを加えて10分置きます。
なぜ:水に溶けやすい色素が出るかを見るためです。
お湯で色を取り出す
何をする:温度で色の出方が変わるか見ます。
どうやる:別のカップに各野菜20gを入れ、保護者がお湯80℃を50mL注ぎ、5分置きます。
なぜ:温度が高いと色素が出やすくなることがあります。
油で色を取り出す
何をする:油に溶けやすい色を調べます。
どうやる:にんじん20gとほうれん草20gにサラダ油50mLを入れ、10分置きます。
なぜ:カロテンやクロロフィルは油に溶けやすい性質があります。
茶こしでこす
何をする:液の色を見やすくします。
どうやる:茶こしで野菜を取り除き、色のついた液を透明カップに移します。
なぜ:野菜片があると、液の色を比べにくくなるからです。
色を比べる
何をする:どの方法で一番色が出たか見ます。
どうやる:白い紙の上にカップを並べ、色の濃さを1〜5点で記録します。
なぜ:背景を白にすると、色の違いが分かりやすくなります。
写真と表でまとめる
何をする:観察結果を残します。
どうやる:条件ごとに写真を撮り、色、濃さ、気づいたことを表に書きます。
なぜ:色の違いは写真と表を組み合わせると伝わりやすいからです。
観察ポイント・記録の取り方
| 野菜 | 取り出す液 | 時間 | 色 | 濃さ1〜5 | 気づいたこと |
| 紫キャベツ | 水 | 10分 | |||
| にんじん | 水 | 10分 | |||
| ほうれん草 | 水 | 10分 | |||
| にんじん | 油 | 10分 | |||
| ほうれん草 | 油 | 10分 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 色があまり出ない
なぜ:野菜が大きすぎる、時間が短いことがあります。
対処:5mm幅に細かく切り、10分以上置きます。
⚠️ 色の違いが写真で分かりにくい
なぜ:背景や光がばらばらです。
対処:白い紙の上で、同じ明るさで撮ります。
⚠️ 油と水を同じように捨てる
なぜ:油を流しに流すと排水口によくありません。
対処:油は紙に吸わせて捨てます。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
野菜ごとの色を写真で並べ、水・お湯・油での違いを表にします。
「色素には水に出やすいもの、油に出やすいものがあった」とまとめるとよいです。
タイトル例:
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。
「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。