🍳 食べ物・料理
果物の汁に肉をつけ、酵素の働きで柔らかさが変わるか調べます。
パイナップルやキウイには、たんぱく質を分解する酵素が含まれています。肉はたんぱく質を多く含むため、果物の汁につけると組織が分解され、柔らかくなることがあります。ただし、つける時間が長すぎると、食感が悪くなることもあります。この研究では、果物の種類や時間を変えて、肉の柔らかさを比較します。調理の工夫と生化学を結びつけて学べる中学生向けのテーマです。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 鶏むね肉 | 200g | 豚薄切り肉200g |
| キウイ | 1個 | 生パイナップル50g |
| りんご | 1/2個 | 比較用 |
| 水 | 50mL | 比較用 |
| チャック付き袋 | 4枚 | 密閉袋4枚 |
| 包丁 | 1本 | 保護者が使用 |
| まな板 | 1枚 | 肉用に分ける |
| キッチンスケール | 1台 | なくても可 |
| 使い捨て手袋 | 1組 | ビニール手袋 |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート3ページ |
手順
肉を同じ大きさに切る
何をする:比べる肉の条件をそろえます。
どうやる:保護者に鶏むね肉を50gずつ4枚に切ってもらいます。
なぜ:大きさや厚さが違うと、柔らかさの変化を比べにくいからです。
果物をすりおろす
何をする:肉につける液を作ります。
どうやる:キウイ1個をすりおろし、りんご1/2個もすりおろします。
なぜ:果物の汁が肉全体にふれやすくなります。
条件を4つ作る
何をする:肉をつける液を分けます。
どうやる:A水50mL、Bキウイ50g、Cりんご50g、D何もつけない、の4条件にします。
なぜ:酵素が強い果物と比較用を比べるためです。
袋に入れて時間をそろえる
何をする:肉を一定時間つけます。
どうやる:各袋に肉50gと液を入れ、冷蔵庫で60分置きます。
なぜ:つける時間と温度をそろえることで、公平に比べられます。
見た目を観察する
何をする:肉の表面の変化を見ます。
どうやる:60分後に袋の外から、色や表面のくずれを記録します。
なぜ:酵素で表面が変化することがあります。
柔らかさを比べる
何をする:力を加えた時の違いを見ます。
どうやる:手袋をして、袋の上から同じ力で指で押し、柔らかさを1〜5点で記録します。
なぜ:食べずに柔らかさを比較するためです。
竹串の刺さりやすさを比べる
何をする:もう一つの方法で柔らかさを調べます。
どうやる:保護者が袋から肉を出し、竹串を同じ深さまで刺し、刺さりやすさを1〜5点で記録します。
なぜ:主観だけでなく、別の観察方法で比べるためです。
安全に処分する
何をする:生肉を安全に片づけます。
どうやる:実験後の肉と果物液は袋に入れて捨て、道具をよく洗います。
なぜ:食中毒を防ぐためです。
観察ポイント・記録の取り方
| 条件 | つけたもの | 時間 | 見た目 | 押した柔らかさ | 串の刺さりやすさ |
| A | 水 | 60分 | 点 | 点 | |
| B | キウイ | 60分 | 点 | 点 | |
| C | りんご | 60分 | 点 | 点 | |
| D | なし | 60分 | 点 | 点 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 肉の厚さが違う
なぜ:厚い肉は硬く感じやすいです。
対処:できるだけ同じ厚さ、同じ50gにします。
⚠️ 室温で放置する
なぜ:生肉は菌が増えやすいです。
対処:つける間は冷蔵庫に入れます。
⚠️ 食べてしまう
なぜ:実験中の衛生管理が調理用とは違うため危険です。
対処:実験用として扱い、食べずに処分します。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
柔らかさの点数を表や棒グラフにします。
「キウイやパイナップルの酵素が肉のたんぱく質に働いた可能性がある」と考察しましょう。
タイトル例:
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