🍳 食べ物・料理
ゼラチンの量や果物の種類を変えて、ゼリーの固まり方を比べる研究です。
ゼリーは、ゼラチンというたんぱく質が水分を抱えこみ、網のような構造を作ることで固まります。ゼラチンの量が多いほど固くなりやすく、少ないとやわらかくなります。また、生のパイナップルやキウイには、たんぱく質を分解する酵素(こうそ:反応を助ける物質)が含まれているため、ゼリーが固まりにくいことがあります。料理の中にある科学を調べられるテーマです。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 粉ゼラチン | 15g | 市販ゼラチン |
| 水またはジュース | 600mL | りんごジュース600mL |
| 砂糖 | 30g | 入れなくても可 |
| 生パイナップル | 30g | 生キウイ30g |
| 缶詰パイナップル | 30g | 加熱した果物30g |
| 透明カップ | 6個 | プリンカップ6個 |
| 計量カップ | 1個 | メスカップ1個 |
| スプーン | 2本 | かき混ぜ棒2本 |
| 冷蔵庫 | 1台 | 必須 |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート3ページ |
手順
条件を決める
何をする:ゼリーの固まり方を比べる条件を作ります。
どうやる:Aゼラチン少なめ、B標準、C多め、D生パイン入り、E缶詰パイン入り、F果物なしにします。
なぜ:ゼラチン量と果物の影響を分けて調べるためです。
ゼリー液を作る
何をする:基本のゼリー液を作ります。
どうやる:ジュース600mLを温め、砂糖30gを溶かします。沸騰させすぎないようにします。
なぜ:ゼラチンを均一に溶かすためです。
ゼラチン量を変える
何をする:固さの違いを作ります。
どうやる:100mLの液に対して、Aはゼラチン1g、Bは2.5g、Cは5gを入れます。
なぜ:ゼラチンが多いほど固くなるか調べるためです。
果物入り条件を作る
何をする:果物の種類で固まり方を比べます。
どうやる:Dに生パイナップル30g、Eに缶詰パイナップル30g、Fは果物なしにします。各カップの液は100mL、ゼラチンは2.5gにそろえます。
なぜ:生と加熱済みの果物で酵素の働きが違うか調べるためです。
冷蔵庫で冷やす
何をする:ゼリーを固めます。
どうやる:6つのカップを冷蔵庫に入れ、2時間冷やします。
なぜ:温度が下がると、ゼラチンが網のような構造を作りやすくなります。
固まり方を確認する
何をする:ゼリーの状態を比べます。
どうやる:2時間後、カップを少し傾けて「固い・やわらかい・固まらない」を記録します。
なぜ:同じ時間で固まり方を比べるためです。
スプーンで固さを比べる
何をする:固さをもう少しくわしく調べます。
どうやる:スプーンで表面を軽く押し、くずれやすさを1〜3点で記録します。
なぜ:見た目だけでなく、さわった感じも比較できます。
結果から理由を考える
何をする:固まった理由、固まらなかった理由を考えます。
どうやる:ゼラチン量、果物の酵素、加熱の有無に注目して書きます。
なぜ:料理の結果を科学的に説明するためです。
観察ポイント・記録の取り方
| 条件 | 液の量 | ゼラチン量 | 果物 | 固まり方 | 固さ点数 |
| A少なめ | 100mL | 1g | なし | ||
| B標準 | 100mL | 2.5g | なし | ||
| C多め | 100mL | 5g | なし | ||
| D生パイン | 100mL | 2.5g | 30g | ||
| E缶詰パイン | 100mL | 2.5g | 30g | ||
| Fなし | 100mL | 2.5g | なし |
つまずきやすいポイント
⚠️ 全部固まらない
なぜ:ゼラチンが少ない、またはよく溶けていません。
対処:ゼラチンをしっかり溶かし、冷蔵庫で2時間以上冷やします。
⚠️ 条件が混ざる
なぜ:カップに名前を書いていません。
対処:実験前にA〜Fのラベルを貼ります。
⚠️ 生パインだけ固まらない理由が分からない
なぜ:酵素がゼラチンを分解することを知らないためです。
対処:生と缶詰の違いは、加熱で酵素の働きが弱くなる点に注目します。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
ゼラチン量と固さの関係を表にし、生果物と缶詰果物の違いを写真で示します。
「料理は科学で説明できる」というまとめにすると、楽しい発表になります。
タイトル例:
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