CCN 寺子屋自由研究ラボ環境・SDGs部屋の暖かさを保つ工夫を調べる
← 🌍 環境・SDGs一覧に戻る
部屋の暖かさを保つ工夫を調べる

🌍 環境・SDGs

部屋の暖かさを保つ工夫を調べる

🚀 小4〜6年生向け ★★☆ ⏱ 準備20分 / 実施2〜3時間

お湯を入れた容器をいろいろな材料で包み、どの包み方が一番冷めにくいかを比べる実験です。

冬に部屋をあたためても、窓やかべから熱がにげていきます。熱の出入りをおさえることを断熱(だんねつ)といいます。断熱に強い材料は、中に動かない空気をたくさん持っています。空気は熱を伝えにくいからです。雪でできたかまくらの中が外より暖かいのも、雪の中の空気がはたらいているためです。同じしくみを使えば、暖房に使うエネルギーを減らすこともできます。

必要なもの

材料分量代替案
同じ大きさの容器5個(500mL)同じペットボトル5本
お湯2.5L(1個に500mL)40〜50℃のお湯
デジタル温度計1本料理用温度計1本
タオル1枚ハンドタオル1枚
新聞紙10枚チラシ10枚
緩衝材(プチプチ)1枚発泡スチロールの板1枚
アルミホイル1本保冷バッグ1個
輪ゴム10本ひも1本
記録用紙A4用紙2枚ノート2ページ
軍手1組ふきん1枚

手順

1

予想を書く

何をする:どの包み方が一番冷めにくいかを予想します。

どうやる:「何も包まない」「タオル」「新聞紙」「緩衝材」「アルミホイル」を紙に書き、あたたかさが続きそうな順番を予想します。

なぜ:予想を書いてから調べると、結果と比べたときに考えが深まります。

2

包む材料の厚さをそろえる

何をする:条件をそろえます。

どうやる:どの材料も、厚さが2cmになるように重ねて、輪ゴムでとめます。

なぜ:厚さがちがうと、材料のちがいなのか厚さのちがいなのか分からなくなります。

3

保護者にお湯を用意してもらう

何をする:安全に湯を準備します。

どうやる:保護者に40〜50℃のお湯を作ってもらい、5つの容器に500mLずつ入れてもらいます。

なぜ:熱すぎるお湯はやけどの危険があります。ぬるめでも十分に差が出ます。

4

はじめの温度をはかる

何をする:基準を記録します。

どうやる:5つの容器の温度をはかり、全部が同じ温度であることを確かめてから包みます。

なぜ:はじめの温度がちがうと、冷め方を正しくくらべられません。

5

同時に包む

何をする:5つの条件をつくります。

どうやる:1つは包まず、残り4つをそれぞれの材料で包み、いっしょにタイマーをスタートします。

なぜ:始める時間がずれると、同じ条件でくらべられません。

6

20分ごとに温度をはかる

何をする:冷め方を記録します。

どうやる:0分・20分・40分・60分・80分・100分・120分に、包みを開けて温度をはかり、すぐ元にもどします。

なぜ:時間ごとの変化を残すと、どの材料が長くあたたかさを保つかが分かります。

7

下がった温度を計算する

何をする:変化を数字にします。

どうやる:「はじめの温度」から「120分後の温度」を引き、下がった温度を材料ごとに書きます。

なぜ:引き算にすると、材料どうしを公平にくらべられます。

8

グラフにまとめる

何をする:記録を見やすくします。

どうやる:よこに時間、たてに温度をとり、5本の折れ線を1つのグラフに書きます。

なぜ:線のかたむきで、冷めやすさのちがいがひと目で分かります。

観察ポイント・記録の取り方

時間包まないタオル新聞紙緩衝材アルミホイル
0分
20分
40分
60分
80分
100分
120分

つまずきやすいポイント

⚠️ お湯の量がばらばら

なぜ:量が多いほうが冷めにくく、材料の差が分からなくなります。

対処:計量カップで500mLずつはかって入れます。

⚠️ はかるたびに長く開けてしまう

なぜ:開けている間に熱がにげます。

対処:10秒以内にはかって、すぐ包みなおします。

⚠️ 置き場所がちがう

なぜ:窓ぎわと部屋のまん中では、まわりの温度がちがいます。

対処:5つを同じ机の上に、20cm間かくで並べます。

⚠️ 熱いお湯でやけどする

なぜ:沸かしたてのお湯は90℃以上あります。

対処:40〜50℃にしてもらい、容器を持つときは軍手をつけます。

発展アイデア

  1. 同じ材料で、厚さを1cm・2cm・4cmに変えて冷め方をくらべる。
  2. アルミホイルの内側に新聞紙を入れ、組み合わせの効果を調べる。
  3. 冷たい水を入れた容器で同じ実験をし、あたたまりにくさも調べる。

安全上の注意

まとめ方(発表・レポート)

模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。

「予想」「方法」「写真」「温度の表」「折れ線グラフ」「分かったこと」の順にまとめます。

タイトル例:

📺 参考動画

▶ 参考動画を検索
🌍 環境・SDGsの全テーマを見る

CCN グループの教育・福祉サービス

自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。

🏕️ CCN 寺子屋 — まもなくスタート

「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。

役に立ったら、お友達にも教えてあげてください

共有・印刷・配布は自由です。許可も連絡も必要ありません。

LINEで送る Xでシェア

CCN 寺子屋の教材は、株式会社士心が無償で公開しています。ご家庭でも、学校でも、そのままお使いください。