🌍 環境・SDGs
家の中の窓の水滴を記録し、どの部屋や時間に多いのか、減らす工夫は効くのかを調べます。
冬の朝、窓の内側に水のつぶがつきます。これを結露(けつろ)といいます。あたたかい空気は水蒸気を多くかかえられますが、冷たい窓にふれると、かかえきれなくなった分が水になって出てきます。冷たいコップのまわりに水滴がつくのと同じしくみです。結露はカビの原因になるため、住まいの困りごとにもつながります。しくみを知ると、どうすれば減らせるかを自分で考えられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 温度計 | 2本 | 1本を使い回す |
| 湿度計 | 1台 | 天気アプリの室内湿度 |
| ものさし | 1本 | メジャー1本 |
| 乾いた布 | 3枚 | キッチンペーパー10枚 |
| 計量カップ | 1個 | 目もりつき容器1個 |
| スマホやカメラ | 1台 | 絵に描いて記録する |
| 記録用紙 | A4用紙2枚 | ノート2ページ |
| ふせん | 6枚 | メモ用紙6枚 |
手順
予想を書く
何をする:どの窓に一番結露がつくかを予想します。
どうやる:「北向きの窓」「南向きの窓」「台所の窓」「ふろ場の窓」を紙に書き、多そうな順番を予想します。
なぜ:予想を書いてから調べると、結果と比べたときに考えが深まります。
観察する窓を決める
何をする:4か所に印をつけます。
どうやる:4つの窓をえらび、それぞれの同じ高さにふせんで印をつけます。
なぜ:毎回同じ場所を見ると、日ごとのちがいを正しくくらべられます。
朝の温度と湿度をはかる
何をする:空気の状態を記録します。
どうやる:起きてすぐ、部屋の温度・湿度と、窓ガラスの表面温度をはかります。
なぜ:部屋の空気と窓の冷たさの差が、結露の量に関係します。
結露の量を記録する
何をする:どれくらいついたかを数字にします。
どうやる:水滴のついた高さをものさしではかり、0〜3の4段階(なし・うすい・つぶがある・流れている)でも記録します。
なぜ:高さと段階の両方を書くと、少ない日も多い日も表せます。
ふきとって量をはかる
何をする:水の量をくらべます。
どうやる:乾いた布で1枚の窓をふきとり、しぼった水を計量カップに入れてmLではかります。
なぜ:「何mLの水がついたか」は、いちばん分かりやすい数字です。
減らす工夫をためす
何をする:対策の効果を調べます。
どうやる:1つの窓だけ、寝る前に15分換気してから閉めます。次の朝、ほかの窓とくらべます。
なぜ:何もしない窓と比べることで、工夫が効いたかどうかが分かります。
3日間つづける
何をする:くり返して確かめます。
どうやる:3日間、同じ時刻に同じ記録をとります。天気も書きます。
なぜ:1日だけだと、その日の天気のせいかどうかが分かりません。
表とグラフにまとめる
何をする:記録を見やすくします。
どうやる:窓ごとの水の量を棒グラフにし、換気した窓に印をつけます。
なぜ:工夫の効果が、目で見て伝わります。
観察ポイント・記録の取り方
| 窓 | 部屋の温度 | 湿度 | 窓の温度 | 結露の高さ | 段階(0〜3) | 水の量 |
| 北向き | ||||||
| 南向き | ||||||
| 台所 | ||||||
| ふろ場 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 記録する前にふいてしまう
なぜ:家族が気をきかせてふいてくれることがあります。
対処:「じっけん中・ふかないでください」とふせんをはります。
⚠️ 時刻がずれる
なぜ:昼になると日が当たって、結露は消えてしまいます。
対処:毎朝同じ時刻(起きてすぐ)に記録します。
⚠️ 窓の表面温度がはかれない
なぜ:温度計をはなして持つと、空気の温度になってしまいます。
対処:温度計の先をガラスにぴたりと当て、3分待ちます。
⚠️ 水がたれて床がぬれる
なぜ:結露が多いと、下のさんに水がたまります。
対処:窓のさんに乾いた布を置き、記録が終わったらふきとります。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
模造紙1枚またはスライド5枚がおすすめです。
「予想」「家の窓の図」「結露の写真」「水の量の表とグラフ」「効いた工夫」の順にまとめます。
タイトル例:
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