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気候変動と猛暑日の増加を調べる

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気候変動と猛暑日の増加を調べる

🔬 中学生向け ★★★ ⏱ 準備50分 / 実施4〜6時間

気候変動と猛暑日の増加を調べ、生活への影響と対策を考える研究です。

猛暑日(もうしょび:最高気温が35℃以上の日)が増えると、熱中症、農作物への影響、電気使用量の増加、屋外活動の制限など、生活のさまざまな場面に関係します。気候変動(きこうへんどう:長い期間で気温や雨の降り方などが変わること)は、1日だけの暑さではなく、何年も続く変化として考える必要があります。過去の気温データ(でーた:調べたことを記録した数値や情報)を比べると、暑さの変化を感覚ではなく数字で考えられます。

必要なもの

材料分量代替案
記録用紙A4用紙8枚ノート16ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個シャープペンシル1本
色ペン4色マーカー4本
定規1本グラフ用紙1枚
電卓1個スマートフォンの計算機1つ
調べ学習用の資料5件保護者と確認したウェブページ5件
自分の地域の気温メモ7日分天気予報の記録7日分
日本地図1枚地図帳1冊
付せん30枚小さく切ったメモ用紙30枚
まとめ用画用紙1枚A4用紙3枚

手順

1

調べる地域を決める

何をする:猛暑日の変化を調べる地域を1つ決めます。

どうやる:自分の住む都道府県や近くの観測地点を選びます。比較したい場合は、別の地域を1つ追加します。

なぜ:地域を決めると、気温データをそろえて調べやすくなります。

2

猛暑日の意味を確認する

何をする:猛暑日、真夏日、夏日の違いを調べます。

どうやる:猛暑日は最高気温35℃以上、真夏日(まなつび:最高気温30℃以上の日)、夏日(なつび:最高気温25℃以上の日)として表に書きます。

なぜ:言葉の意味を正しく理解しないと、データを読み間違えることがあるからです。

3

過去の猛暑日数を調べる

何をする:選んだ地域の過去の猛暑日数を調べます。

どうやる:10年前、5年前、昨年など、比べやすい年を3〜5年選び、猛暑日の日数を記録します。

なぜ:複数の年を比べると、暑さがどのように変化しているかを考えやすくなります。

4

今年または最近の気温を記録する

何をする:自分でも気温の記録を取ります。

どうやる:天気予報や温度計を使い、7日間の最高気温、天気、湿度が分かれば湿度も記録します。

なぜ:自分で記録すると、資料の数字と毎日の生活の暑さを結びつけられます。

5

猛暑日数をグラフにする

何をする:年ごとの猛暑日数を見やすくまとめます。

どうやる:横軸に年、縦軸に猛暑日数を書き、棒グラフを作ります。比較地域がある場合は色を変えます。

なぜ:グラフにすると、増減の様子が一目で分かります。

6

暑さが生活に与える影響を調べる

何をする:猛暑日が増えると生活にどんな影響があるか調べます。

どうやる:熱中症、学校行事、部活動、農業、電気使用量、災害への備えなどに分けて書きます。

なぜ:気温の変化は数字だけでなく、人の暮らしや地域社会に影響するからです。

7

気候変動との関係を整理する

何をする:猛暑日の増加と気候変動の関係を調べます。

どうやる:地球温暖化(ちきゅうおんだんか:地球全体の平均気温が長期的に上がること)、温室効果ガス(おんしつこうかがす:熱を地球にとどめやすくする気体)などの言葉を調べ、簡単に説明します。

なぜ:猛暑日を一時的な天気だけでなく、長期的な環境問題として考えるためです。

8

暑さへの適応策を考える

何をする:猛暑日に備える生活の工夫を考えます。

どうやる:水分補給、日陰の利用、帽子、冷房の適切な使用、屋外活動の時間変更、地域の見守りなどをまとめます。

なぜ:気候変動を止める対策だけでなく、すでに起きている暑さに備えることも大切だからです。

9

自分の意見をまとめる

何をする:猛暑日の増加について、自分の考えを書きます。

どうやる:「データから分かったこと」「生活への影響」「自分や地域でできる対策」をそれぞれ2〜3文で書きます。

なぜ:数字を調べるだけでなく、社会の中でどう行動するかを考える研究にするためです。

観察ポイント・記録の取り方

年・日付最高気温猛暑日か天気生活への影響気づいたこと

つまずきやすいポイント

⚠️ 1年だけを見て結論を出してしまう

なぜ:今年が暑いと、すぐに増えていると判断したくなるためです。

対処:3〜5年分以上のデータを比べ、長い期間の変化として考えます。

⚠️ 天気と気候を混同する

なぜ:どちらも暑さや雨に関係する言葉なので、意味が似て見えるためです。

対処:天気は短い期間、気候は長い期間の傾向として説明します。

⚠️ 資料の数字が合わない

なぜ:観測地点、期間、集計方法が違うと、猛暑日数が変わることがあります。

対処:どの地点の、何年の、どの資料かを記録し、同じ条件で比べます。

⚠️ 怖い話だけで終わってしまう

なぜ:気候変動の影響を調べると、不安な情報が多くなるためです。

対処:影響だけでなく、暑さへの備えや自分にできる行動も必ずまとめます。

発展アイデア

  1. 自分の地域と別の地域の猛暑日数を比べ、地形や都市化との関係を考える。
  2. 熱中症予防の行動を調べ、学校や家庭向けのチェックリストを作る。
  3. 猛暑日、真夏日、熱帯夜の変化をそれぞれグラフにして比べる。

安全上の注意

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