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絶滅危惧種と保護活動を調べる

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絶滅危惧種と保護活動を調べる

🔬 中学生向け ★★★ ⏱ 準備50分 / 実施4〜6時間

絶滅のおそれがある生き物と、その保護活動の理由や課題を調べる研究です。

絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ:将来いなくなるおそれが高い生き物)は、すみかの減少、気候変動、外来種、乱獲、環境汚染など、さまざまな理由で数が減っています。生き物は単独で生きているのではなく、食物連鎖(しょくもつれんさ:食べる・食べられる関係でつながる生き物の関係)や生態系(せいたいけい:生き物と環境が関わり合うまとまり)の中で役割を持っています。保護活動を調べると、人間の生活と自然のバランスをどう守るかを考えられます。

必要なもの

材料分量代替案
記録用紙A4用紙8枚ノート16ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個シャープペンシル1本
色ペン4色マーカー4本
付せん30枚小さく切ったメモ用紙30枚
世界地図または日本地図1枚地図帳1冊
調べ学習用の資料5件保護者と確認したウェブページ5件
生き物の写真メモ3枚手描きスケッチ3枚
比較表用紙A4用紙2枚ノート4ページ
定規1本まっすぐな紙の端1枚
まとめ用画用紙1枚A4用紙3枚

手順

1

調べる絶滅危惧種を選ぶ

何をする:研究する生き物を1〜3種類選びます。

どうやる:日本の生き物、世界の生き物、海の生き物、鳥、ほ乳類、昆虫などから、資料が見つけやすいものを選びます。

なぜ:生き物をしぼると、原因や保護活動を深く調べやすくなります。

2

生き物の基本情報を調べる

何をする:選んだ生き物の特徴をまとめます。

どうやる:すむ場所、食べ物、大きさ、寿命、数が多く見られる地域などを表に書きます。

なぜ:その生き物の暮らしを知ると、なぜ数が減ると困るのか考えやすくなります。

3

数が減っている原因を調べる

何をする:絶滅のおそれがある理由を整理します。

どうやる:すみかの減少、気候変動、乱獲、外来種、農薬やごみなど、資料で確認できる原因を3つ以上書きます。

なぜ:原因を分けて考えることで、保護活動が何を解決しようとしているのか分かります。

4

生態系での役割を考える

何をする:その生き物が自然の中でどのような役割を持つか考えます。

どうやる:食べるもの、食べられる相手、植物の種を運ぶ、海や森の環境に関わるなど、関係を矢印で描きます。

なぜ:1種類の生き物が減ることが、ほかの生き物や環境にも影響する可能性を理解できます。

5

保護活動を調べる

何をする:その生き物を守るための活動を調べます。

どうやる:保護区、繁殖活動、すみかの回復、法律による保護、地域の見守り活動などを記録します。

なぜ:何を守る活動なのかを知ると、人間が自然とどう関わればよいか考えられます。

6

保護活動の課題を整理する

何をする:保護活動が簡単ではない理由を調べます。

どうやる:費用、人手、地域の生活との両立、観光、農業や漁業との関係などを、よい点と難しい点に分けます。

なぜ:保護活動には理想だけでなく、社会の現実的な調整が必要だからです。

7

人間の生活との関係を考える

何をする:自分たちの生活が生き物にどう関係するか考えます。

どうやる:ごみを減らす、自然に入るときのルールを守る、むやみに生き物を持ち帰らない、環境に配慮した商品を選ぶなどを書きます。

なぜ:絶滅危惧種の問題は遠い地域だけでなく、日常の行動ともつながっているからです。

8

保護活動の流れを図にする

何をする:問題から対策までの流れを図でまとめます。

どうやる:「原因→生き物への影響→保護活動→残る課題→自分にできること」の順に矢印で整理します。

なぜ:流れで示すと、発表で原因と対策のつながりを説明しやすくなります。

9

自分の意見をまとめる

何をする:絶滅危惧種を守るために大切だと思うことを書きます。

どうやる:「守るべき理由」「保護活動の難しさ」「自分や地域でできる行動」をそれぞれ2〜3文で書きます。

なぜ:調べた事実をもとに、自分の考えを持つことで社会的な学びになります。

観察ポイント・記録の取り方

生き物名すむ場所減少の原因保護活動課題気づいたこと

つまずきやすいポイント

⚠️ かわいそうという感想だけで終わる

なぜ:絶滅危惧種は感情的に受け止めやすく、原因や仕組みの分析が浅くなりやすいためです。

対処:「原因」「影響」「保護活動」「課題」の4項目を必ず表にします。

⚠️ 情報が古い可能性がある

なぜ:生き物の数や保護状況は年によって変わるためです。

対処:資料の年度を確認し、古い情報は「当時の情報」として扱います。

⚠️ 保護活動を完全によいものとして書いてしまう

なぜ:生き物を守る活動にはよい面が多く見えますが、地域生活との調整も必要なためです。

対処:保護活動のよい点と難しい点を両方書きます。

⚠️ 生き物の写真や資料を無断で使ってしまう

なぜ:インターネット画像を自由に使えると思い込むことがあるためです。

対処:発表では自分で描いたスケッチや、出典をメモした資料を使います。

発展アイデア

  1. 日本の絶滅危惧種と世界の絶滅危惧種を1種類ずつ選び、原因の違いを比べる。
  2. すみかを守る活動、繁殖を助ける活動、法律で守る活動を比較する。
  3. 学校や地域でできる生き物保護のルールやポスターを作る。

安全上の注意

📺 参考動画

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