🌍 環境・SDGs
再生可能エネルギーの種類、利用状況、広げるための課題を調べる研究です。
再生可能エネルギー(さいせいかのうえねるぎー:太陽光、風力、水力など、自然の力をくり返し利用するエネルギー)は、二酸化炭素(にさんかたんそ:地球温暖化に関係する気体)を減らす方法として注目されています。一方で、天気によって発電量が変わる、設備を作る場所が必要、電気をためる技術が必要などの課題もあります。現状と課題を調べることで、環境にやさしいだけでは終わらない、社会全体のエネルギーの選び方を考えられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 記録用紙 | A4用紙8枚 | ノート16ページ |
| 筆記用具 | 鉛筆1本、消しゴム1個 | シャープペンシル1本 |
| 色ペン | 4色 | マーカー4本 |
| 付せん | 30枚 | 小さく切ったメモ用紙30枚 |
| 電卓 | 1個 | スマートフォンの計算機1つ |
| 定規 | 1本 | まっすぐな紙の端1枚 |
| 日本地図 | 1枚 | 地図帳1冊 |
| 調べ学習用の資料 | 5件 | 保護者と確認したウェブページ5件 |
| 比較表用紙 | A4用紙2枚 | ノート4ページ |
| まとめ用画用紙 | 1枚 | A4用紙3枚 |
手順
調べる発電方法を決める
何をする:再生可能エネルギーの中から調べる種類を選びます。
どうやる:太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの5種類を基本にし、時間がない場合は3種類にしぼります。
なぜ:種類を決めることで、それぞれの特徴を同じ基準で比べやすくなります。
それぞれの仕組みを整理する
何をする:発電の仕組みを1種類ずつ調べます。
どうやる:「何の力を使うか」「何を動かすか」「電気にどう変わるか」の3点で短くまとめます。
なぜ:仕組みを理解すると、なぜ天気や場所の影響を受けるのか考えやすくなります。
現在どこで使われているか調べる
何をする:日本や世界で使われている例を調べます。
どうやる:日本地図や資料を使い、太陽光発電所、風力発電所、水力発電所などの立地を記録します。
なぜ:発電方法によって向いている地域が違うことを理解できます。
長所を比較する
何をする:再生可能エネルギーのよい点を種類ごとにまとめます。
どうやる:「二酸化炭素を出しにくい」「資源がなくなりにくい」「地域で作れる」など、同じ基準で表に書きます。
なぜ:長所を比べることで、なぜ導入が進められているのか説明できます。
課題を比較する
何をする:それぞれの発電方法の課題を調べます。
どうやる:「発電量が不安定」「設置場所が必要」「自然環境への影響」「費用がかかる」などを表にします。
なぜ:課題も整理すると、再生可能エネルギーを広げるために何が必要か考えられます。
安定供給について考える
何をする:電気をいつでも使えるようにするための問題を調べます。
どうやる:太陽光は夜に発電しにくい、風力は風が弱いと発電しにくいなど、発電量が変わる理由を書きます。
なぜ:電気は必要なときに使えることが大切なので、発電量の変化は重要な課題です。
電気をためる方法を調べる
何をする:発電した電気をためる方法を調べます。
どうやる:蓄電池(ちくでんち:電気をためてあとで使う装置)や揚水発電(ようすいはつでん:水を高い場所にくみ上げて電気をためる仕組み)を簡単にまとめます。
なぜ:電気をためられると、天気や時間による発電量の変化を補いやすくなります。
地域との関係を考える
何をする:発電設備を作るときの地域への影響を考えます。
どうやる:景観、騒音、土地利用、生き物への影響、地域の収入などを、よい点と心配な点に分けます。
なぜ:エネルギーの選択は、環境だけでなく地域の暮らしとも関係するからです。
自分の提案をまとめる
何をする:これからのエネルギーの使い方について自分の考えを書きます。
どうやる:「どの発電方法をどう組み合わせるか」「節電と発電をどう考えるか」「地域で気をつけること」を5〜8文でまとめます。
なぜ:調べた知識をもとに、現実的な解決策を考える力がつきます。
観察ポイント・記録の取り方
| 発電方法 | 仕組み | 長所 | 課題 | 向いている場所 | 気づいたこと |
| 太陽光 | |||||
| 風力 | |||||
| 水力 | |||||
| 地熱 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 再生可能エネルギーは完全に問題がないと思ってしまう
なぜ:環境によいという印象が強く、課題が見えにくいためです。
対処:各発電方法について、長所を2つ書いたら課題も2つ書きます。
⚠️ 統計の数字が資料によって違う
なぜ:年度、国、集計方法が違うと数字が変わるためです。
対処:数字を使う場合は、資料の年度と何を表す数字かを一緒に書きます。
⚠️ 発電の仕組みが難しい
なぜ:タービン、発電機、送電など目に見えにくい仕組みが多いためです。
対処:「自然の力で何かを動かし、電気に変える」という流れで矢印図にします。
⚠️ 自分の意見が理想だけになる
なぜ:環境にやさしい方法を増やしたい気持ちだけで、費用や安定供給を忘れやすいためです。
対処:提案には「よい点」「困る点」「解決の工夫」を必ず入れます。
発展アイデア
安全上の注意
📺 参考動画
▶ 参考動画を検索自由研究の先へ — お子さまの今に合う場所を選んでください。
「自分のスキルや経験を、子どもたちの学びに活かしたい」
そんな先生になりたい大人を、CCN 寺子屋が支えます。
地域で教室を開く・得意を教える・自由研究を伴走する。
受け継いできたものを、次の世代へ。