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再生可能エネルギーの現状と課題

🌍 環境・SDGs

再生可能エネルギーの現状と課題

🔬 中学生向け ★★★ ⏱ 準備50分 / 実施4〜6時間

再生可能エネルギーの種類、利用状況、広げるための課題を調べる研究です。

再生可能エネルギー(さいせいかのうえねるぎー:太陽光、風力、水力など、自然の力をくり返し利用するエネルギー)は、二酸化炭素(にさんかたんそ:地球温暖化に関係する気体)を減らす方法として注目されています。一方で、天気によって発電量が変わる、設備を作る場所が必要、電気をためる技術が必要などの課題もあります。現状と課題を調べることで、環境にやさしいだけでは終わらない、社会全体のエネルギーの選び方を考えられます。

必要なもの

材料分量代替案
記録用紙A4用紙8枚ノート16ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個シャープペンシル1本
色ペン4色マーカー4本
付せん30枚小さく切ったメモ用紙30枚
電卓1個スマートフォンの計算機1つ
定規1本まっすぐな紙の端1枚
日本地図1枚地図帳1冊
調べ学習用の資料5件保護者と確認したウェブページ5件
比較表用紙A4用紙2枚ノート4ページ
まとめ用画用紙1枚A4用紙3枚

手順

1

調べる発電方法を決める

何をする:再生可能エネルギーの中から調べる種類を選びます。

どうやる:太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの5種類を基本にし、時間がない場合は3種類にしぼります。

なぜ:種類を決めることで、それぞれの特徴を同じ基準で比べやすくなります。

2

それぞれの仕組みを整理する

何をする:発電の仕組みを1種類ずつ調べます。

どうやる:「何の力を使うか」「何を動かすか」「電気にどう変わるか」の3点で短くまとめます。

なぜ:仕組みを理解すると、なぜ天気や場所の影響を受けるのか考えやすくなります。

3

現在どこで使われているか調べる

何をする:日本や世界で使われている例を調べます。

どうやる:日本地図や資料を使い、太陽光発電所、風力発電所、水力発電所などの立地を記録します。

なぜ:発電方法によって向いている地域が違うことを理解できます。

4

長所を比較する

何をする:再生可能エネルギーのよい点を種類ごとにまとめます。

どうやる:「二酸化炭素を出しにくい」「資源がなくなりにくい」「地域で作れる」など、同じ基準で表に書きます。

なぜ:長所を比べることで、なぜ導入が進められているのか説明できます。

5

課題を比較する

何をする:それぞれの発電方法の課題を調べます。

どうやる:「発電量が不安定」「設置場所が必要」「自然環境への影響」「費用がかかる」などを表にします。

なぜ:課題も整理すると、再生可能エネルギーを広げるために何が必要か考えられます。

6

安定供給について考える

何をする:電気をいつでも使えるようにするための問題を調べます。

どうやる:太陽光は夜に発電しにくい、風力は風が弱いと発電しにくいなど、発電量が変わる理由を書きます。

なぜ:電気は必要なときに使えることが大切なので、発電量の変化は重要な課題です。

7

電気をためる方法を調べる

何をする:発電した電気をためる方法を調べます。

どうやる:蓄電池(ちくでんち:電気をためてあとで使う装置)や揚水発電(ようすいはつでん:水を高い場所にくみ上げて電気をためる仕組み)を簡単にまとめます。

なぜ:電気をためられると、天気や時間による発電量の変化を補いやすくなります。

8

地域との関係を考える

何をする:発電設備を作るときの地域への影響を考えます。

どうやる:景観、騒音、土地利用、生き物への影響、地域の収入などを、よい点と心配な点に分けます。

なぜ:エネルギーの選択は、環境だけでなく地域の暮らしとも関係するからです。

9

自分の提案をまとめる

何をする:これからのエネルギーの使い方について自分の考えを書きます。

どうやる:「どの発電方法をどう組み合わせるか」「節電と発電をどう考えるか」「地域で気をつけること」を5〜8文でまとめます。

なぜ:調べた知識をもとに、現実的な解決策を考える力がつきます。

観察ポイント・記録の取り方

発電方法仕組み長所課題向いている場所気づいたこと
太陽光
風力
水力
地熱

つまずきやすいポイント

⚠️ 再生可能エネルギーは完全に問題がないと思ってしまう

なぜ:環境によいという印象が強く、課題が見えにくいためです。

対処:各発電方法について、長所を2つ書いたら課題も2つ書きます。

⚠️ 統計の数字が資料によって違う

なぜ:年度、国、集計方法が違うと数字が変わるためです。

対処:数字を使う場合は、資料の年度と何を表す数字かを一緒に書きます。

⚠️ 発電の仕組みが難しい

なぜ:タービン、発電機、送電など目に見えにくい仕組みが多いためです。

対処:「自然の力で何かを動かし、電気に変える」という流れで矢印図にします。

⚠️ 自分の意見が理想だけになる

なぜ:環境にやさしい方法を増やしたい気持ちだけで、費用や安定供給を忘れやすいためです。

対処:提案には「よい点」「困る点」「解決の工夫」を必ず入れます。

発展アイデア

  1. 自分の地域に向いている再生可能エネルギーを1つ選び、理由を地形や気候から考える。
  2. 再生可能エネルギーと火力発電の役割を比較し、電気の安定供給について考える。
  3. 2050年の自分の町のエネルギー計画を、発電方法の組み合わせとして提案する。

安全上の注意

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