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廃油でキャンドルを作る(油の再利用)

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廃油でキャンドルを作る(油の再利用)

🚀 小4〜6年生向け ★★☆ ⏱ 準備40分 / 実施2〜3時間

使い終わった油を安全に再利用し、廃油キャンドルを作る研究です。

料理に使った油をそのまま流しに捨てると、排水管を汚したり、水をきれいにする施設に負担をかけたりすることがあります。廃油(はいゆ:使い終わった油)は、正しく集めれば、キャンドルなどに再利用できます。油は水と混ざりにくく、燃える性質があります。この研究では、油を固める材料を使って安全に形を作り、資源をもう一度使う工夫を学びます。火を使う確認は研究の中心ではなく、再利用のしくみを理解することが目的です。

必要なもの

材料分量代替案
使い終わった食用油100mL新しい食用油100mLで代用
廃油処理用の凝固剤1回分市販のろうそく用ワックス80g
耐熱ガラスびん1個金属製の小さな空き缶1個
キャンドル芯1本たこ糸10cmを保護者が準備
割りばし1膳竹串2本
アルミホイル20cm四方1枚クッキングシート20cm四方1枚
キッチンペーパー3枚古布1枚
軍手1組厚手の手袋1組
記録用紙A4用紙4枚ノート8ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個シャープペンシル1本

手順

1

研究の目的を決める

何をする:廃油をキャンドルにする目的を確認します。

どうやる:「油を流しに捨てない」「再利用の方法を知る」「安全に資源を使う」の3つを記録用紙に書きます。

なぜ:作るだけでなく、油の再利用と環境への関係を考える研究にするためです。

2

廃油を用意する

何をする:キャンドルに使う油を準備します。

どうやる:保護者が冷ました使用済み油を100mL量ります。揚げかすが多い場合は、キッチンペーパーでこしてから使います。

なぜ:ごみや水分が少ない油の方が、固まり方や見た目を観察しやすくなります。

3

作業場所を整える

何をする:油をこぼしても片づけやすい場所を作ります。

どうやる:机にアルミホイルやクッキングシートを敷き、びん、芯、割りばし、記録用紙を並べます。

なぜ:油はこぼれるとすべりやすく、紙や布にしみこみやすいため、先に準備すると安全です。

4

芯を固定する

何をする:キャンドルの中心に芯を立てます。

どうやる:キャンドル芯をびんの中心に入れ、上の部分を割りばしではさんで、びんの口に置きます。

なぜ:芯が中心にあると、キャンドルの形を観察しやすくなります。

5

油と凝固剤を混ぜる

何をする:油を固める材料を混ぜます。

どうやる:凝固剤の説明にある分量を保護者と確認し、100mLの油に合う量を入れて、割りばしでゆっくり混ぜます。

なぜ:油を固める材料が全体に広がると、液体の油がこぼれにくい形になります。

6

容器に入れて固める

何をする:混ぜた油を容器に入れて、固まるまで待ちます。

どうやる:保護者と一緒に、油を耐熱びんへゆっくり注ぎます。平らな場所で1〜2時間置き、動かさずに観察します。

なぜ:固まる途中で動かすと、芯がずれたり表面がでこぼこになったりするためです。

7

固まり方を観察する

何をする:時間ごとの変化を記録します。

どうやる:15分ごとに、液体に近い、少し固い、ほぼ固いなどの状態を表に書きます。指で強く押さず、見た目で記録します。

なぜ:液体が固まる変化を観察すると、材料の性質を学べます。

8

油を捨てる場合と比べる

何をする:油を流す場合と再利用する場合を比較します。

どうやる:「流しに捨てると困ること」「固めて捨てる方法」「キャンドルに再利用する方法」を表にします。

なぜ:再利用だけでなく、正しい処理方法も考えることで環境学習になります。

9

完成品を観察してまとめる

何をする:完成したキャンドルの見た目や工夫を記録します。

どうやる:色、固まり方、芯の位置、においの変化を記録します。点火する場合は保護者だけが短時間行い、子どもは離れて観察します。

なぜ:できあがりを観察することで、油を別の形で使う再利用の意味を説明できます。

観察ポイント・記録の取り方

時間油の状態固まり方芯の様子気づいたこと
開始
15分後
30分後
60分後

つまずきやすいポイント

⚠️ 油がなかなか固まらない

なぜ:油の量に対して凝固剤が少ない、または混ぜ方が足りないことがあります。

対処:追加で作業せず、凝固剤の説明を保護者と確認し、次回は分量を正確に量ります。

⚠️ 芯が中心からずれる

なぜ:固まる前に容器を動かしたり、割りばしの固定がゆるかったりするためです。

対処:芯を割りばしでしっかりはさみ、固まるまで容器を動かしません。

⚠️ 油のにおいが気になる

なぜ:揚げ物に使った油には、食材のにおいや細かいかすが残ることがあります。

対処:油をこして使い、においが強い油は使わず、新しい食用油で代用します。

⚠️ 環境によいと言い切りすぎる

なぜ:再利用できると、必ず環境によいと考えてしまいやすいためです。

対処:「油を流さない工夫の一つ」としてまとめ、使う材料や安全面も一緒に考えます。

発展アイデア

  1. 油をそのまま捨てる、固めて捨てる、再利用する方法の違いを表にまとめる。
  2. 家庭で出る廃油の量を1週間記録し、減らす調理の工夫を考える。
  3. 廃油以外の再利用例として、古紙、牛乳パック、ペットボトルの活用方法を調べる。

安全上の注意

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