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緑のカーテンの室温低下効果を調べる

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緑のカーテンの室温低下効果を調べる

🚀 小4〜6年生向け ★★☆ ⏱ 準備40分 / 実施3〜7日

植物で日差しをさえぎる緑のカーテンが、室温を下げるか調べる研究です。

緑のカーテンは、つる性の植物を窓の外に育てて日差しをやわらげる工夫です。植物の葉は光をさえぎるだけでなく、蒸散(じょうさん:植物が葉から水分を水蒸気として出すこと)によってまわりの熱を少し下げることがあります。日なたと日陰、植物がある場所とない場所の温度を比べると、自然を使った暑さ対策のしくみが見えてきます。電気を使いすぎない暮らしを考えるきっかけにもなります。

必要なもの

材料分量代替案
温度計2本温度計1本で時間をずらして測る
記録用紙A4用紙6枚ノート12ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個シャープペンシル1本
色ペン3色マーカー3本
時計1個家族のスマートフォン1台
定規30cmのもの1本メジャー1本
緑のカーテンの植物1か所植物のある窓辺や庭の木陰1か所
比較する窓や場所1か所植物のない日なた1か所
日よけ帽子1個日傘1本
まとめ用画用紙1枚A4用紙2枚

手順

1

調べる場所を決める

何をする:緑のカーテンがある場所と、比べる場所を決めます。

どうやる:植物で日差しがさえぎられている窓やベランダと、植物がない同じ向きに近い場所を1つずつ選びます。

なぜ:似た条件の場所を比べると、植物の影の効果を考えやすくなります。

2

測る時間を決める

何をする:温度を測る時刻を決めます。

どうやる:午前10時、正午、午後2時など、1日に2〜3回の時刻を決めます。暑すぎる時間は短時間で終わらせます。

なぜ:同じ時刻に測ると、日による変化や場所の違いを比べやすくなります。

3

測る項目を表にする

何をする:記録表を作ります。

どうやる:「日付」「時刻」「天気」「緑のカーテンありの温度」「なしの温度」「日差しの強さ」「気づいたこと」の欄を作ります。

なぜ:条件をそろえて記録すると、温度差の理由をあとで考えやすくなります。

4

緑のカーテンの様子を観察する

何をする:植物の葉の量や影の広さを見ます。

どうやる:葉がどのくらい窓をおおっているかを、半分、ほとんど、少しなどの言葉で記録します。定規で影の長さも測ります。

なぜ:葉の量や影の広さは、温度の下がり方に関係する可能性があります。

5

温度を測る

何をする:緑のカーテンあり・なしの場所で温度を測ります。

どうやる:温度計を直射日光に直接当てず、同じ高さに置いて3分待ってから数字を読みます。

なぜ:測り方をそろえることで、場所の違いによる温度差を正しく比べやすくなります。

6

3日以上続けて記録する

何をする:同じ方法で数日間温度を測ります。

どうやる:3日間を目標にし、できれば7日間記録します。雨の日や曇りの日も天気として残します。

なぜ:1日だけでは天気の影響が大きいため、数日分あると傾向(けいこう:全体として見られる変化の方向)が見えやすくなります。

7

温度差を計算する

何をする:緑のカーテンあり・なしの温度差を出します。

どうやる:「植物なしの温度 − 植物ありの温度」を計算し、差が大きい時間に色をつけます。

なぜ:温度差を数字にすると、緑のカーテンの効果を説明しやすくなります。

8

結果をグラフにする

何をする:温度の変化を見やすくまとめます。

どうやる:時刻を横軸、温度を縦軸にして、緑のカーテンあり・なしを別の色の折れ線で描きます。

なぜ:グラフにすると、どの時間に差が出やすいかが一目で分かります。

9

暑さ対策としての使い方を考える

何をする:緑のカーテンを生活で使うときの工夫を考えます。

どうやる:「窓の外に置く」「水やりを続ける」「風通しをふさぎすぎない」など3つ書きます。

なぜ:実験結果をもとに、電気を使いすぎない暑さ対策を考えられます。

観察ポイント・記録の取り方

日付時刻天気植物ありの温度植物なしの温度温度差気づいたこと

つまずきやすいポイント

⚠️ 温度計に直射日光が当たる

なぜ:日なたに置いた温度計は、空気の温度より高く表示されることがあります。

対処:温度計は同じ高さの日陰に置き、3分待ってから読みます。

⚠️ 比べる場所の条件が違いすぎる

なぜ:窓の向き、地面の素材、風通しが違うと、植物以外の理由で温度差が出るためです。

対処:できるだけ同じ向き、同じ高さ、同じ素材に近い場所を選びます。

⚠️ 記録する時刻がずれる

なぜ:日によって測る時刻が変わると、太陽の高さが違い、結果を比べにくくなります。

対処:アラームを使い、毎日同じ時刻の前後10分以内に測ります。

⚠️ 植物の成長がまだ少ない

なぜ:葉が少ないと日差しを十分にさえぎれず、温度差が小さくなることがあります。

対処:葉の量も記録し、「成長途中の結果」としてまとめます。

発展アイデア

  1. すだれ、カーテン、緑のカーテンで、日差しのさえぎり方と温度を比べる。
  2. 葉の量が増える前と後で、温度差が変わるかを2週間以上調べる。
  3. 緑のカーテンのよい点と世話の大変さを表にして、家庭で続けやすい方法を考える。

安全上の注意

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