🌍 環境・SDGs
水の使い方を実験で比べ、1週間分の水道代の目安を計算する研究です。
水は、手洗い、歯みがき、料理、洗濯、お風呂など、毎日の生活に欠かせません。蛇口から出る水の量を調べると、短い時間でも思ったより多くの水を使っていることがあります。水道代(すいどうだい:使った水に対して支払う料金)は地域や家庭で違いますが、水をどれくらい使うかを考えるきっかけになります。節水(せっすい:使う水の量をむだなく減らすこと)の方法を比べることで、環境と家計の両方に役立つ行動を考えられます。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 記録用紙 | A4用紙6枚 | ノート12ページ |
| 筆記用具 | 鉛筆1本、消しゴム1個 | シャープペンシル1本 |
| 色ペン | 3色 | マーカー3本 |
| 計量カップ | 1L用1個 | 500mL用2回で測る |
| バケツ | 5L用1個 | 洗面器1個 |
| ストップウォッチ | 1個 | 家族のスマートフォン1台 |
| 電卓 | 1個 | スマートフォンの計算機1つ |
| 水道料金の明細 | 1枚 | 保護者に聞いた1m3あたりの目安メモ1枚 |
| タオル | 1枚 | 雑巾1枚 |
| まとめ用画用紙 | 1枚 | A4用紙2枚 |
手順
調べる水の使い方を決める
何をする:どの場面の水を調べるか決めます。
どうやる:手洗い、歯みがき、食器洗い前のすすぎなどから、家庭で安全に測れる場面を2〜3つ選びます。
なぜ:場面をしぼると、使う水の量を比べやすくなります。
蛇口から出る水の量を測る
何をする:10秒間にどれくらい水が出るかを調べます。
どうやる:バケツを蛇口の下に置き、10秒だけ水を出して止めます。たまった水を計量カップで測ります。
なぜ:10秒間の水量が分かると、1分間や1週間の使用量を計算できます。
節水した場合の水量を測る
何をする:水を少なめに出した場合の水量を測ります。
どうやる:蛇口を半分くらいにしぼり、同じように10秒間だけ水を出して量を測ります。
なぜ:水の出し方を変えるだけで、使う量がどのくらい変わるか比べられます。
1回の行動で使う水を計算する
何をする:歯みがきや手洗い1回で使う水の量を計算します。
どうやる:10秒間の水量に、実際に水を出している時間をかけます。たとえば10秒で1Lなら、30秒で3Lです。
なぜ:1回分の量が分かると、1日や1週間の水の使用量を考えやすくなります。
1週間の回数を記録する
何をする:調べる行動を1週間で何回したか記録します。
どうやる:歯みがき、手洗い、食器のすすぎなどの回数を、毎日表に書きます。
なぜ:使う水の量は、1回の量と回数の両方で変わるからです。
1週間の水量を計算する
何をする:1週間で使った水の量の目安を出します。
どうやる:「1回の水量×1週間の回数」で計算します。L(りっとる:水の量を表す単位)でそろえて書きます。
なぜ:数字にすると、どの行動で多くの水を使っているか分かります。
水道代の目安を計算する
何をする:使った水の量から水道代の目安を計算します。
どうやる:保護者と水道料金の明細を確認し、1m3(りっぽうめーとる:1000Lの水の量)あたりの目安を使います。正確な料金でなく「目安」として計算します。
なぜ:水の量とお金を結びつけると、節水が生活にどう関係するか分かりやすくなります。
節水した場合と比べる
何をする:普通に使った場合と節水した場合を比べます。
どうやる:通常の水量と、蛇口をしぼった水量で1週間分を計算し、差を表にします。
なぜ:節水の効果を数字で示すと、どの工夫が役に立つか説明できます。
家で続けられる節水ルールを作る
何をする:家族でできる節水方法を決めます。
どうやる:「歯みがき中は水を止める」「手をぬらしたら一度止める」「食器はため洗いを相談する」など3つ書きます。
なぜ:研究で分かったことを日常生活に生かすことが大切だからです。
観察ポイント・記録の取り方
| 行動 | 1回の水量(L) | 1週間の回数 | 1週間の水量(L) | 気づいたこと |
つまずきやすいポイント
⚠️ 水を出す時間が毎回変わる
なぜ:蛇口を開ける強さや止めるタイミングが少しずつ違うためです。
対処:10秒間と決め、同じ人が同じ蛇口で3回測って平均を出します。
⚠️ 水道代の計算が難しい
なぜ:水道料金は基本料金や地域の料金の違いがあり、単純な計算だけでは正確に出にくいためです。
対処:正確な料金ではなく、1m3あたりの目安を使った「おおよその計算」としてまとめます。
⚠️ 水をむだに使ってしまう
なぜ:実験のために長く水を出すと、それ自体が水のむだになるためです。
対処:測る時間は10秒に限定し、たまった水は植物への水やりや掃除に使います。
⚠️ Lとm3の単位が混乱する
なぜ:Lとm3はどちらも水の量を表しますが、大きさが違うためです。
対処:1000L=1m3と表に書き、計算するときに単位をそろえます。
発展アイデア
安全上の注意
📺 参考動画
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