🌍 環境・SDGs
家の食べ残しを記録し、食べ物をむだにしない工夫を考える研究です。
食べ物は、畑や工場、お店、家まで多くの人の手を通って届きます。食べ残しが出ると、食べ物だけでなく、水、電気、運ぶためのエネルギーもむだになってしまいます。これを食品ロス(しょくひんろす:まだ食べられるのに捨てられる食べ物)といいます。毎日の食事を記録すると、自分の家でどんな食べ残しが出やすいか分かります。少しずつ工夫すれば、環境にも家計にもやさしい生活につながります。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート6ページ |
| 筆記用具 | 鉛筆1本、消しゴム1個 | 色鉛筆3色 |
| キッチンスケール | 1台 | 計量カップ1個で量の目安を記録 |
| 小皿 | 1枚 | 清潔な紙皿1枚 |
| ラップまたはふたつき容器 | 3個分 | 保存容器3個 |
| 時計 | 1個 | 家族のスマートフォン1台 |
| カレンダー | 1枚 | ノートに日付を書く |
| 色ペン | 3色 | マーカー3本 |
| 手洗い用せっけん | 1個 | ハンドソープ1本 |
| まとめ用画用紙 | 1枚 | A4用紙2枚を貼り合わせる |
手順
調べる期間を決める
何をする:食べ残しを記録する日数を決めます。
どうやる:はじめは3日間にし、できそうなら7日間にのばします。朝・昼・夜のどの食事を記録するかも家族と相談して決めます。
なぜ:期間を先に決めると、毎日の記録が続けやすくなり、比べやすいデータ(でーた:調べたことを記録したもの)になります。
記録表を作る
何をする:食べ残しを記録する表を作ります。
どうやる:「日付」「食事」「食べ残したもの」「重さまたは量」「理由」「工夫」の6つの欄を作ります。
なぜ:同じ形で記録すると、どんな食べ物が残りやすいかを見つけやすくなります。
食べる前の量を確認する
何をする:食事の前に、自分が食べられそうな量かを見ます。
どうやる:ごはんやおかずが多いと感じたら、食べる前に保護者へ伝え、最初から少なめにしてもらいます。
なぜ:食べる前に量を調整すると、食べ残しを出しにくくなります。
食べ残しを記録する
何をする:食事のあとに、残った食べ物を記録します。
どうやる:残ったものを小皿にのせ、キッチンスケールで重さを量ります。量れない場合は「ごはん茶わん4分の1くらい」のように書きます。
なぜ:目で見ただけでなく数字や目安で残すと、あとで変化を比べやすくなります。
残った理由を考える
何をする:なぜ食べ残しが出たのかを考えます。
どうやる:「量が多かった」「苦手だった」「時間がなかった」「お腹がすいていなかった」など、理由を1つ以上書きます。
なぜ:理由が分かると、食べ残しを減らすための具体的な工夫を考えられます。
食べ残しを減らす工夫を試す
何をする:次の食事で、1つ工夫を試します。
どうやる:「最初から少なめによそう」「苦手なものは一口分だけにする」「食べる時間を10分長くする」などを家族と決めます。
なぜ:工夫する前と後を比べることで、どの方法が自分の家に合うか分かります。
工夫の前後を比べる
何をする:工夫をした日としなかった日の食べ残しを比べます。
どうやる:記録表を見て、食べ残しの重さや回数が減ったかを赤ペンで印をつけます。
なぜ:数字で比べると、「なんとなく減った」ではなく、どのくらい変わったかを説明できます。
結果をまとめる
何をする:分かったことをポスターやレポートにまとめます。
どうやる:食べ残しが多かった食べ物、減らすために役立った工夫、家族で続けたいことを書きます。
なぜ:まとめることで、食べ物を大切にする行動を生活の中で続けやすくなります。
観察ポイント・記録の取り方
| 日付 | 食事 | 食べ残したもの | 重さ・量 | 理由 | 気づいたこと |
| 朝・昼・夜 | |||||
| 朝・昼・夜 | |||||
| 朝・昼・夜 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 毎回重さを量り忘れる
なぜ:食事のあとに片づけを急ぐと、記録する前に捨ててしまうことがあります。
対処:食卓の近くに記録用紙と鉛筆を置き、食事前に「あとで記録する」と家族に伝えます。
⚠️ 食べ残しの理由が分からない
なぜ:小さい子どもは、自分がなぜ残したのかを言葉にしにくいことがあります。
対処:「多かった」「苦手」「時間がなかった」など、選べる理由を先に表に書いておきます。
⚠️ 無理に全部食べようとしてしまう
なぜ:食べ残しを減らすことを、全部食べなければならないことと考えてしまうことがあります。
対処:体調や満腹を大切にし、次から量を少なくする工夫を中心にします。
⚠️ 家族の食べ残しと自分の食べ残しが混ざる
なぜ:皿をまとめて片づけると、だれの食べ残しか分からなくなります。
対処:自分の分だけを記録する日と、家族全体を記録する日を分けます。
発展アイデア
安全上の注意
📺 参考動画
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