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食べ残しを減らす工夫を考える

🌍 環境・SDGs

食べ残しを減らす工夫を考える

🌱 小1〜3年生向け ★☆☆ ⏱ 準備20分 / 実施3〜7日

家の食べ残しを記録し、食べ物をむだにしない工夫を考える研究です。

食べ物は、畑や工場、お店、家まで多くの人の手を通って届きます。食べ残しが出ると、食べ物だけでなく、水、電気、運ぶためのエネルギーもむだになってしまいます。これを食品ロス(しょくひんろす:まだ食べられるのに捨てられる食べ物)といいます。毎日の食事を記録すると、自分の家でどんな食べ残しが出やすいか分かります。少しずつ工夫すれば、環境にも家計にもやさしい生活につながります。

必要なもの

材料分量代替案
記録用紙A4用紙3枚ノート6ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個色鉛筆3色
キッチンスケール1台計量カップ1個で量の目安を記録
小皿1枚清潔な紙皿1枚
ラップまたはふたつき容器3個分保存容器3個
時計1個家族のスマートフォン1台
カレンダー1枚ノートに日付を書く
色ペン3色マーカー3本
手洗い用せっけん1個ハンドソープ1本
まとめ用画用紙1枚A4用紙2枚を貼り合わせる

手順

1

調べる期間を決める

何をする:食べ残しを記録する日数を決めます。

どうやる:はじめは3日間にし、できそうなら7日間にのばします。朝・昼・夜のどの食事を記録するかも家族と相談して決めます。

なぜ:期間を先に決めると、毎日の記録が続けやすくなり、比べやすいデータ(でーた:調べたことを記録したもの)になります。

2

記録表を作る

何をする:食べ残しを記録する表を作ります。

どうやる:「日付」「食事」「食べ残したもの」「重さまたは量」「理由」「工夫」の6つの欄を作ります。

なぜ:同じ形で記録すると、どんな食べ物が残りやすいかを見つけやすくなります。

3

食べる前の量を確認する

何をする:食事の前に、自分が食べられそうな量かを見ます。

どうやる:ごはんやおかずが多いと感じたら、食べる前に保護者へ伝え、最初から少なめにしてもらいます。

なぜ:食べる前に量を調整すると、食べ残しを出しにくくなります。

4

食べ残しを記録する

何をする:食事のあとに、残った食べ物を記録します。

どうやる:残ったものを小皿にのせ、キッチンスケールで重さを量ります。量れない場合は「ごはん茶わん4分の1くらい」のように書きます。

なぜ:目で見ただけでなく数字や目安で残すと、あとで変化を比べやすくなります。

5

残った理由を考える

何をする:なぜ食べ残しが出たのかを考えます。

どうやる:「量が多かった」「苦手だった」「時間がなかった」「お腹がすいていなかった」など、理由を1つ以上書きます。

なぜ:理由が分かると、食べ残しを減らすための具体的な工夫を考えられます。

6

食べ残しを減らす工夫を試す

何をする:次の食事で、1つ工夫を試します。

どうやる:「最初から少なめによそう」「苦手なものは一口分だけにする」「食べる時間を10分長くする」などを家族と決めます。

なぜ:工夫する前と後を比べることで、どの方法が自分の家に合うか分かります。

7

工夫の前後を比べる

何をする:工夫をした日としなかった日の食べ残しを比べます。

どうやる:記録表を見て、食べ残しの重さや回数が減ったかを赤ペンで印をつけます。

なぜ:数字で比べると、「なんとなく減った」ではなく、どのくらい変わったかを説明できます。

8

結果をまとめる

何をする:分かったことをポスターやレポートにまとめます。

どうやる:食べ残しが多かった食べ物、減らすために役立った工夫、家族で続けたいことを書きます。

なぜ:まとめることで、食べ物を大切にする行動を生活の中で続けやすくなります。

観察ポイント・記録の取り方

日付食事食べ残したもの重さ・量理由気づいたこと
朝・昼・夜
朝・昼・夜
朝・昼・夜

つまずきやすいポイント

⚠️ 毎回重さを量り忘れる

なぜ:食事のあとに片づけを急ぐと、記録する前に捨ててしまうことがあります。

対処:食卓の近くに記録用紙と鉛筆を置き、食事前に「あとで記録する」と家族に伝えます。

⚠️ 食べ残しの理由が分からない

なぜ:小さい子どもは、自分がなぜ残したのかを言葉にしにくいことがあります。

対処:「多かった」「苦手」「時間がなかった」など、選べる理由を先に表に書いておきます。

⚠️ 無理に全部食べようとしてしまう

なぜ:食べ残しを減らすことを、全部食べなければならないことと考えてしまうことがあります。

対処:体調や満腹を大切にし、次から量を少なくする工夫を中心にします。

⚠️ 家族の食べ残しと自分の食べ残しが混ざる

なぜ:皿をまとめて片づけると、だれの食べ残しか分からなくなります。

対処:自分の分だけを記録する日と、家族全体を記録する日を分けます。

発展アイデア

  1. 料理の種類を「ごはん・野菜・肉魚・汁物」に分けて、残りやすいものを比べる。
  2. 食べ残しを減らす工夫を3種類試し、どれが一番続けやすいかを比べる。
  3. 家族向けに「食べ残しを減らす5つの約束」ポスターを作って発表する。

安全上の注意

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