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電気のつけっぱなしを調べる

🌍 環境・SDGs

電気のつけっぱなしを調べる

🌱 小1〜3年生向け ★☆☆ ⏱ 準備20分 / 実施3日〜1週間

家の中で電気がつけっぱなしになっている場所を調べ、減らす方法を考える研究です。

電気は、照明やテレビ、エアコンなどを動かすために使われます。電気を作るときには、燃料を燃やしたり、自然の力を使ったりします。電気をむだに使うと、エネルギー(えねるぎー:物を動かしたり明るくしたりする力)を多く使うことになります。家の中の「つけっぱなし」を調べると、自分の生活と環境・SDGs(えすでぃーじーず:世界をよくするための目標)がつながっていることが分かります。

必要なもの

材料分量代替案
記録用紙A4用紙3〜7枚ノート3〜7ページ
筆記用具鉛筆1本、消しゴム1個シャープペンシル1本
色ペン3色各1本色鉛筆3色
時計1個家の人のスマートフォン1台
家の部屋リスト用紙A4用紙1枚ノート1ページ
クリップボード1枚厚紙1枚
シール10〜30枚色ペンで丸印をつける
定規1本まっすぐな紙1枚
カレンダー1枚ノートに日付を書く
発表用紙A3用紙1枚A4用紙2枚を貼り合わせる

手順

1

調べる場所を決める

何をする:家の中で電気を使う場所をリストにします。

どうやる:リビング、台所、玄関、トイレ、洗面所、自分の部屋など、6〜8か所を書き出します。危ない場所や立ち入りにくい場所は家の人に確認してから決めます。

なぜ:調べる場所を先に決めると、毎日同じ条件で記録でき、くらべやすくなるからです。

2

記録表を作る

何をする:いつ、どこで、何がついていたかを記録する表を作ります。

どうやる:用紙に「日付」「時こく」「場所」「ついていたもの」「人がいたか」「気づいたこと」の欄を作ります。低学年は、家の人に線を引いてもらってもよいです。

なぜ:表にすると、電気のつけっぱなしが多い場所や時間を見つけやすくなるからです。

3

観察する時間を決める

何をする:1日に調べる時間を2〜3回決めます。

どうやる:例として、朝7時、夕方5時、夜8時のように決めます。毎日同じ時間に、家の人と一緒に部屋を見て回ります。

なぜ:観察する時間をそろえると、日による違いや時間帯による違いが分かりやすくなるからです。

4

ついている電気を記録する

何をする:各場所で、照明やテレビなどがついているかを記録します。

どうやる:電気がついていたら丸、消えていたらばつを記入します。人がいる場合は「人あり」、人がいない場合は「人なし」と書きます。

なぜ:「人がいないのについている電気」を見つけることで、むだになっている可能性を考えられるからです。

5

つけっぱなしになりやすい場所を探す

何をする:3日以上記録したあと、丸が多い場所を確認します。

どうやる:場所ごとに丸の数を数え、リビングは5回、玄関は3回のように数字で書きます。人がいないのについていた回数は別に数えます。

なぜ:数にすると、なんとなくではなく、どこで電気のむだが起きやすいか分かるからです。

6

つけっぱなしの理由を考える

何をする:なぜ電気がついたままになるのかを家族で話し合います。

どうやる:「消し忘れた」「すぐ戻ると思った」「スイッチが分かりにくい」など、考えられる理由を3〜5個書きます。家族を責める書き方はしません。

なぜ:理由が分かると、ただ注意するだけでなく、続けやすい工夫を考えられるからです。

7

へらす工夫を1つ試す

何をする:つけっぱなしを減らすための工夫を1つ決めて試します。

どうやる:例として、スイッチの近くに「消したかな?」の紙を1枚貼る、寝る前に1回見回る、家族で声をかけるなどを3日間行います。

なぜ:実際に試すことで、どの工夫が自分の家に合うかを確かめられるからです。

8

工夫の前後を比べる

何をする:工夫をする前と後で、つけっぱなしの回数を比べます。

どうやる:工夫前3日間と工夫後3日間の回数を数え、表や棒グラフ(ぼうぐらふ:数の大きさを棒の長さで表す図)にします。

なぜ:結果を比べると、工夫に効果があったかを自分で考えられるからです。

観察ポイント・記録の取り方

日付時こく場所ついていたもの人がいたか気づいたこと

つまずきやすいポイント

⚠️ 毎日同じ時間に調べられない

なぜ:外出や習い事で、決めた時間に家にいないことがあるからです。

対処:1時間以内のずれは認め、表に実際の時こくを書いておきます。

⚠️ 家族に注意する形になってしまう

なぜ:つけっぱなしを見つけると、だれが消し忘れたかに目が向きやすいからです。

対処:「だれが」ではなく「どの場所で」「どの時間に」を調べる研究にします。

⚠️ 照明以外の電気をどこまで入れるか迷う

なぜ:テレビ、エアコン、充電器など、電気を使うものがたくさんあるからです。

対処:小1〜3年生は、まず照明、テレビ、エアコンの3種類にしぼると記録しやすいです。

⚠️ 回数を数え間違える

なぜ:丸やばつが多くなると、合計が分かりにくくなるからです。

対処:1日ごとに合計を出し、最後に日ごとの合計を足します。

発展アイデア

  1. 部屋ごとのつけっぱなし回数を棒グラフにして比べる。
  2. 「声かけ」「メモを貼る」「寝る前チェック」の3つの工夫を比べる。
  3. 家庭の節電ルールを3つ作り、ポスターにまとめて発表する。

安全上の注意

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