準会場は学校や塾が設ける会場で、受けられるのは一次試験だけ。二次試験は公開会場で受けます。検定料は3級で1,900円安く、そのかわり日程は自分で選べません。受けられる級は2級〜5級までです。
違いを1つの表に
| 項目 | 本会場(個人申込)/準会場(学校・塾) |
|---|---|
| 誰が設けるか | 協会が設ける/学校・塾などの団体が設ける |
| 受けられる級 | 1級〜5級のすべて/2級〜5級 |
| 受けられる試験 | 一次・二次/一次だけ(二次は公開会場) |
| 日程 | 協会が定める(第2回は10月4日)/団体が決める(受験者は選べない) |
| 会場 | 協会が指定。受験票が届くまで分からない/通っているその学校・その塾 |
| 受験票 | ある/ない |
| 二次のA・B日程 | 20歳以下はB日程/学校はA日程、塾・予備校はB日程 |
出典:日本英語検定協会「2. 近隣の一般受験者受け入れ団体でのお申し込みを検討している方」/日本英語検定協会「3. 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程・検定料)」/日本英語検定協会「重願受験について」/日本英語検定協会「受験票未着・紛失のお問い合わせ方法」(いずれも2026年9月7日確認)
検定料の差
2026年度の検定料です(税込み・2025年度より一律100円引き下げ)。
| 級 | 本会場(個人申込)/準会場 |
|---|---|
| 1級 | 12,400円/— |
| 準1級 | 10,400円/— |
| 2級 | 9,000円/6,800円 |
| 準2級プラス | 8,600円/6,300円 |
| 準2級 | 8,400円/6,000円 |
| 3級 | 6,800円/4,900円 |
| 4級 | 4,600円/2,800円 |
| 5級 | 4,000円/2,400円 |
3級で1,900円、準2級で2,400円、2級で2,200円の差があります。兄弟で受ける家庭では、この差が効きます。
ただし一次試験免除者も同額です。そして準会場の検定料と支払い方法は、協会ではなく英検担当の先生に確認することになっています。
出典:日本英語検定協会「2. 近隣の一般受験者受け入れ団体でのお申し込みを検討している方」/日本英語検定協会「3. 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程・検定料)」(いずれも2026年9月7日確認)
準会場で受けると、二次のときに初めて外へ出る
ここが見落とされます。3級以上には面接があり、二次試験は準会場では実施されません。一次に受かった人は、公開会場(本会場)へ行きます。
つまり準会場で受けた子は、一次のときは通い慣れた場所で受け、二次で初めて知らない会場へ行くことになります。そして会場が分かるのは、二次受験票が届いてからです。
持ち物も変わります。一次を準会場で受けた人(一次免除者を含む)は、写真を貼る先が「二次受験票」です。一次を本会場で受けた人の「本人確認票」とは別の紙です。
そして顔写真付き身分証明書。2026年度から3級以上は原本提示が必須で、二次試験(公開会場)も対象です。一次のときに求められなかったからと油断すると、面接の日に足りません。
出典:日本英語検定協会「個人でのお申し込みについて(申込から成績表到着まで)」/日本英語検定協会「顔写真付き身分証明書お知らせページ」(いずれも2026年9月7日確認)
成績表の受け取りも違う
個人で申し込むと、協会から登録住所へ直接届きます。準会場(団体申込)の場合は、原則として協会から先生宛に届き、受験者は先生に指定された日以降に受け取ります。
協会は「お受け取りいただけない場合は、二次試験成績表・合格証書必着日の60日以降に破棄することがございます」とも案内しています。先生から渡されたら、その日に受け取ってください。
出典:日本英語検定協会「2. 近隣の一般受験者受け入れ団体でのお申し込みを検討している方」/日本英語検定協会「受験票・合否通知のお届け」(いずれも2026年9月7日確認)
士心塾は準会場として実施してきた
士心塾は準会場として英検を実施してきたので、合格の記録が人単位で残っています。2020年10月から2026年7月までの記録では、3級の合格者の59%が小学生、準2級の合格者の94%が中学生以下です。小学6年生で準2級に受かった生徒もいます。
英検を受ける生徒の指導定員は10〜15名程度です。その人数のなかでの割合です。中学生・高校生のほうが本来は結果が出やすいのに、小学生でこの割合になる——それが方法の証明になっています。
どちらで受けるか——決め方は3つだけ
選べる立場にあるなら、次の順で考えます。
| 見るところ | どう決まるか |
|---|---|
| ① 受けたい級 | 1級・準1級は準会場では受けられない。この時点で本会場に決まる |
| ② その日に受けられるか | 準会場の日程は団体が決める。本会場は年3回の決まった日曜。予定と合うほうを選ぶ |
| ③ 会場までの距離 | 準会場は通っている場所。本会場は協会が指定し、受験票が届くまで分からない。小学生ひとりで行けるかどうかが実際の判断になる |
検定料の差(3級で1,900円)は、この3つのあとに見ます。安いほうを選んで日程が合わなければ、その回を丸ごと逃すからです。1回逃すと次まで約4か月あきます。
そして忘れやすいのが、準会場でも二次は公開会場だということ。3級以上を受けるなら、結局どこかで知らない会場へ行きます。「近いから準会場」で決めるときは、二次の分まで見ておいてください。
出典:日本英語検定協会「2. 近隣の一般受験者受け入れ団体でのお申し込みを検討している方」/日本英語検定協会「3. 個人でのお申し込みを検討している方(受付期間・試験日程・検定料)」(いずれも2026年9月7日確認)
準会場には受験票がない
協会の案内は簡潔です。「【一次試験】本会場で受験する場合は受験票が必要です。準会場で受験する場合、受験票はございません。【二次試験】1級〜3級を受験する場合は受験票が必要です」。
ですから「受験票が届かない」という心配は、準会場では起きません。そのかわり、二次受験票は届きます。第2回なら11月4日(水)必着で、未着の問い合わせ期間は11月4日〜11月6日(金)17時までです。二次試験がA日程でもB日程でも、問い合わせ期限は同じ日です。
なお準会場で受ける場合、一次試験免除の申請のしかたも違います。申込時ではなく、一次試験の解答用紙A面「志願票」の一次試験免除申請欄に個人番号を書きます。使えるのは、申込時までに取得した資格に限られます。
出典:日本英語検定協会「受験票未着・紛失のお問い合わせ方法」/日本英語検定協会「受験票・合否通知のお届け」/日本英語検定協会「一次試験免除について」(いずれも2026年9月7日確認)
士心塾の方法——受験日を先に決める
勉強してから受けるのではありません。先に受験日を決めます。日付が決まると、子どもは自分から机に向かいます。次の受験が半年後だと熱は続かないので、間隔を空けません。受かったら、すぐ次を決める。落ちても、すぐ次を決める。1対1で週240分(120分×2回、または240分×1回)、曜日と時間を固定して、次の受験日から逆算して進めます。
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