🎨 工作・アート
古い紙を水でほぐして再生紙を作り、紙の厚さや強さを比べる研究です。
紙は木の繊維から作られています。古い紙を水にひたして細かくほぐすと、繊維が再び水の中に広がります。それをすいて乾かすと、再生紙を作ることができます。紙を何枚分使うか、水をどれくらい切るかで、厚さや強さが変わります。リサイクルのしくみを体験しながら、紙の材料と性質を調べられる研究です。環境学習にもつながります。
必要なもの
| 材料 | 分量 | 代替案 |
|---|---|---|
| 古いコピー用紙 | A4用紙5枚 | 新聞紙5枚 |
| 水 | 1L | 水道水1L |
| 洗面器 | 1個 | 大きなボウル1個 |
| 網 | 20cm×20cmを1枚 | 排水口ネットを張った枠 |
| タオル | 2枚 | 古布2枚 |
| ミキサー | 1台 | 手で細かくちぎる方法でも可 |
| 木の板 | 1枚 | まな板1枚 |
| スポンジ | 1個 | タオルで代用 |
| 記録用紙 | A4用紙3枚 | ノート3ページ |
| 洗濯ばさみ | 4個 | 乾燥用クリップ |
手順
古紙を細かくちぎる
何をする:紙をほぐしやすくします。
どうやる:A4用紙5枚を2cm角くらいにちぎります。
なぜ:小さくすると水を吸いやすく、繊維がほぐれやすくなります。
水にひたす
何をする:紙をやわらかくします。
どうやる:洗面器に水1Lを入れ、ちぎった紙を30分ひたします。
なぜ:水を吸うと紙の繊維がほぐれやすくなります。
紙をほぐす
何をする:紙の繊維をばらばらにします。
どうやる:保護者と一緒にミキサーで10秒ずつ回すか、手でよくもみます。
なぜ:繊維が細かく広がると、すいた時に紙になりやすいです。
紙の液を作る
何をする:紙すきの材料を作ります。
どうやる:ほぐした紙を水の中でよく混ぜ、どろっとした液にします。
なぜ:繊維が水の中に均一に広がると、厚さがそろいやすくなります。
網ですくう
何をする:紙の形を作ります。
どうやる:網を水の中に水平に入れ、ゆっくり持ち上げます。
なぜ:網の上に紙の繊維が残り、紙の形になります。
水を切る
何をする:余分な水を抜きます。
どうやる:網の上にタオルを置き、スポンジで上から10回押します。
なぜ:水が多いと乾きにくく、紙が弱くなります。
乾かす
何をする:紙として固めます。
どうやる:タオルの上で半日から1日乾かします。
なぜ:水分が抜けると、繊維同士がからまり紙になります。
厚さを変えて作る
何をする:条件を比べます。
どうやる:紙の液を1回すくったもの、2回重ねたもの、3回重ねたものを作ります。
なぜ:厚さで強さや乾く時間が変わるか調べられます。
強さを比べる
何をする:できた紙の性質を調べます。
どうやる:乾いた紙に1円玉を1枚ずつのせ、何枚で破れるか記録します。
なぜ:厚さと強さの関係を数字で比べられます。
観察ポイント・記録の取り方
| 条件 | すいた回数 | 乾く時間 | 手ざわり | 破れるまでの重さ |
| 薄い紙 | 1回 | 時間 | 枚 | |
| 中くらい | 2回 | 時間 | 枚 | |
| 厚い紙 | 3回 | 時間 | 枚 |
つまずきやすいポイント
⚠️ 紙がばらばらになる
なぜ:繊維が少なすぎる、または水が多すぎます。
対処:紙の量を増やし、網の上でしっかり水を切ります。
⚠️ 乾かない
なぜ:厚すぎる、風通しが悪いです。
対処:薄くすき、風通しのよい場所で乾かします。
⚠️ 網からはがれない
なぜ:乾く前に無理にはがしています。
対処:半日以上乾かしてから、ゆっくりはがします。
発展アイデア
安全上の注意
まとめ方(発表・レポート)
再生紙を実物として貼り、作り方と厚さごとの強さを表にします。
「紙は繊維が集まってできていて、古紙からもう一度紙を作れた」とまとめましょう。
タイトル例:
📺 参考動画
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